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2008年12月23日火曜日

2008年ももうすぐ、

終わりますね。いやー今年のニュースはなんといっても40歳になったことですね。チャンピックスで禁煙もしました。まだ途中ですが、
当分いけそう。時は過ぎていきます。ジョンレノンより長生きになりました。東横線のジャネットジャクソンの姿を見てとても哀しくなりました。あの衣装とダンスはないです。マイケルに彼女の痛々しい努力を見せてあげたい。
いやー時は過ぎていきます。年賀状も書かなくてはいけません。年末も働かなくてはなりません。
がんばりましょう。今年はいろんなことが明らかになりました。お金や景気の善し悪しは幻想に過ぎないということ、気持ちの持ち方次第
で世界は変わるということです。すくなくとも僕にはそう思えます。ブランドが売れなくて結構、車だって売れなくて結構、必要以上の物は作るのを止めてしばらく休みましょう。世界はいたずらに忙しく、速く、自分自身で自分たちを急かし過ぎました。この年末から、ゆっくり
動きを止めてじっくり毎日を過ごしたいと考えています。宗教に目覚めた訳ではありません。ジャネットに心を打たれたのです。

2008年11月17日月曜日

ビートたけし

この間土曜夜にTVでやっている「ニュースキャスター」を見ていて、ビートたけしのコメントが、久しぶりに僕が子供の頃見ていた時の
本来のビートたけしに戻ったようななつかしい感じがしました。
僕が今でも覚えているビートたけしの衝撃的なコメントはザベストテンにビートたけしが出た時に、修学旅行生の中継からスタジオにカメラが戻ってきたその時に「修学旅行はオナニー3回」と言い放ったあの衝撃は現在も名残があるくらい強烈に残っています。そのコメントの後の黒柳徹子のビートたけしをたしなめながら、うれしそうな笑顔を見て2重の衝撃を受けたことも今思い出しました。あの当時堅物のおばさまが下ネタにうれしそうにウケるなんて。テレビを囲んでいるのはお茶の間家族で、父と母のいる手前笑いを必死で堪えて、寝る前に何度も反芻して、一人笑ったものです。
そう考えてみると、今ってかなり発言の自由度が低い様に思われます。ビートたけしのおふざけに安住アナがたしなめる。ぼくらの下の世代は僕らの上にいた保守的な思考をもったおじさんたちと同じ様な奇妙な感じがします。
多少それまずいんじゃないかというようなコメントはもっとあって良い様な気がします。なんでも活動団体なんかに糾弾されたり、ネットで責められたり、裁判になったりするのでしょうか。面倒くさいですね。すべての人がいろんな権利を主張して息苦しいことこの上ない。
僕が一番嫌いなのは弱者の権利を振りかざした狂信的な威圧です。これにはなんともコメントしづらいですが・・・。
年下に冗談を本気にされたり、ふざけけた時に怒った様な顔をされると、なんだかやるせなくなります。40代のおじさんとしてこの先なかなか難しいですね。

2008年11月16日日曜日

Starting Over

ついにジョンレノンと同い年になってしまいました。ジョンレノンは40歳と2ヶ月であの暗殺事件でなくなったのですが、その間に彼が成し遂げたことを考えると俺って何なんだろう?と思ってしまいますが、実際区切りとしてはキリのいい歳ですし、何か新しく人生の幕が変わっていく様な新鮮な気持ちと同時にいろいろな困難なことが待ち受けている様な何事も今迄のような運や勢いだけでは乗り切れない用意周到な準備を備えながらなおかつ匍匐前進を余儀なくされてしまう様な重さも十二分に感じています。先に40代に行ってしまった先輩達を見ているとなかなか難儀な問題に直面しながら悪戦苦闘している様に感じます。おそらくまず体力面に変化が生じ、それがメンタル面にも作用して今迄築いてきた自分が揺らいでいく様なそんな感覚を今から想像しています。ま、2回目の成人式は夢と希望だけでは語れないのでしょうねきっと。そういえば、チャンピックスの禁煙は1ヶ月経ちましたが順調で、とりあえずノンスモークで40歳を迎えることが無事で来ました。とりあえず、ジョンのStarting Over を聴いて、それから随分と時代の空気の変わった40代をなんとかやっていこうと思っています。

2008年10月29日水曜日

今週読んだ本

今週読んだ本は「禁煙バトルロワイヤル」という太田光さんと禁煙を呼吸器外科の専門医の対談の本を読みました。
感想としては太田光氏はなかなかの論客だと思いましたが、きっといざ禁煙するとなることになってやっとその難しさがわかるだろう。
と思いました。まぁ「いざやめようとなったら止めると思うんです。」ってそんなに簡単じゃないっつーの、でも正しい。
本当に禁煙したら、論争なんかしてる暇ないっつうの。いろんな葛藤を消化して禁煙と言う結論をだしてからでないと、一日やめるのも
難しいと思います。むしろそっから先の方が大変なんだと思いますけどね。
ところで、僕の禁煙はチャンピックスで2週間が過ぎましたがたまに肺にすきま風が吹いた様な感じになります。
ただ、自分の理性を飛び越えて煙草を買わせてしまう衝動が起きないので吸いたい気持ちが爆発するまでには至らないところが、
この薬のいい所です。禁煙論争は勝手にやってもらってこのまま禁煙がんばってつづけよっと。

2008年10月23日木曜日

不況モード

今日も株価が下がってますね。僕は株やったことがないので解らないですが、まぁ、今世の流れとしては、全然悪くなってるとは思わないですね。逆に正常になっていっている様な気がします。大体報酬が何百億円の社長とか、必要の無いお金を貰いすぎていると思うし、そんなもの現物で使えるのか?と疑問になってしまいます。日経とかを読んでいるとこの株安で何十兆円が消えてしまったことになるなどど書いてありますが、僕に言わせればそれはもうフィクションなのではないか?と思ってしまいます。最初っから架空のお金なんじゃないのかなと。
それを計算上あることにしないと辻褄が合わない。現物を見たいですね、誰が持っていてどうやって動かしているのかもぜひ。
もはやこの架空のお金は人が物を買って生活していく上で必要な物ではない様なきがします。最初っから無いものとして考えればいいのではないですかね。本当に必要ならきっと貧困はもっと減るはずだと思うのですが。大体同じ仕事をしているのに待遇や給料が違い、給料に格差がついてしまっている。高いポジションに就いている人間はその報酬に見合う責任を果たさなければ行けないはずなのに、その下の人達に
権限委譲などと言いながら、押し付け自分のリスクを減らして安全に高収入を得られる様な仕組みがそもそもおかしいと常日頃から思っているのですが・・・。この不況(新聞では未だに不況に入った恐れがあるとか曖昧ですが)の発端はサブプライムという振込詐欺的さながらの
でたらめなフィクションから始まっているのですから今迄何とか誰かが考えて必死に保っていた虚構の世界が完全に壊れてしまった様に思えます。ま面白いことになってきたと個人的には思っています。

2008年10月19日日曜日

禁煙で戻ってきたもの

今日で完全禁煙してから丁度1週間目ですが、体の中で明らかに復活しているのがズバリ勃起力です。
いわゆる朝立ちが2日目あたりから、毎日けっこうすごいです。今迄、近づいてくる40代の歳のせいにしていましたが、いやはややっぱり
ニコチンはインポと関係が深い様です。それから顔色、これは明らかに血色が良くなっています。
丁度免許証の書き換えだったのですが、良い写真がとれました。えっへん!
なんかこの辺のところが今の良い所です。8年位前に自力で8ヶ月続いた禁煙の時もそうだったことを思い出しました。
ニコチンパッチでの禁煙だとここの所に際立った変化がなく禁煙の爽快感がいまいちかんじられませんでした。
ただ、チャンピックスで一つだけ欠けている禁煙で得られる壮快感は睡眠です。ニコチンを抜くととてつもない深い眠りが得られるのですが、この薬を服用していると、眠りが浅い気がします。でもそれくらいはしょうがないですね。

2008年10月17日金曜日

ランニング再び

10月に入り、夏の間ずっとサボってきたジム通いを再会しました。久しぶりなので重い感じでしたが、禁煙効果もあって毎回5キロペースのランニングとバイク30分はわりと快調です。しかしながらこの夏に育って出てきた腹はどうしたら良いのかわかりません。引っ込むのだろうか?今度はもう無理じゃないかなどと思いながら、とりあえず気持ち良く走っています。来月10キロの大会に久々に出る予定なので、
上手く調整していきたいと思います。ところでチャンピックスですが8日目で1mgの錠剤になりましたが、今のところ禁断症状と吸いたい衝動は起こらず、本当に禁煙してるのか?と思ってしまいますがそれくらい効き目が継続しています。40も目前にせまり、今のところ、
出だしはいい感じです。

チャンピックスで禁煙七日目

チャンピックスを服用し始めて今日が七日目。最初の0.5mg錠剤の使用期間が終了しました。
この七日間は基本的に喫煙しても良い期間なのですが、四日目から断煙したので、実質今日が禁煙3日目になります。通常だと二日目から三日目は断末魔のピークですが、チャンピックスのお陰でいたって平穏に過ごすことができました。あのニコチン離脱症状は味わう毎にだんだん耐える力を失い大体3日目位にまた吸ってしまうのを繰り返していたことを考えると大きな前進です。しかもニコチンを一切使用していないのがミソです。
ニコチンパッチだと長期間禁煙は出来ますが結局パッチを取った時に離脱症状がでてしまって、その理由が理屈で解っているから、それを
癒す為についまた喫煙してしまって禁煙という目標が挫折感に打ちのめされようとしていた時に大きな希望が見えてきました。
どんな助けを得てでも禁煙するぞ!!
明日からは倍の1mgの錠剤に変わりますが、今すでに止められているのでもっと楽になると禁煙自体を意識する必要が
なくなってくることを期待して眠りに就きたいと思います。

2008年10月16日木曜日

チャンピックスで禁煙六日目

チャンピックスで禁煙ついに六日目ですが、昨日から断煙して48時間が経過しました。
不思議なことにこの薬のお陰であの意識が飛んでしまう様なニコチン切れの強烈な症状や、外に出た時に意識を飛び越えた
無意識による「マイルドセブンワンとライター下さい」とタバコ屋に駆け込み購入をしてしまうニコチン補充リモートコントロール状態に置かれずに済んでいます。この二日間が休みだったからというのもありますが、どうせ煙草吸っても不味く感じるに違いないので、明日も吸わずに行けると思います。最初の三日間の激しい禁断症状をニコチンなしで乗り切れるのはすごい。ということはもう体から大体ニコチンは
出て行ってしまう訳だから、もうコールドターキーは抜けたも同然!アレンカーさんはじつはニコチンの禁断症状なんてないと「禁煙セラピー」でオッシャテマスがいやいや、あれはたんなる違和感とか言う物じゃすみません。僕にとっては意識的に理解していても自分でコントロール出来ない類いの力があるとおもうのですが。チャンピックスはちゃんとその衝動を押さえてくれています。
とはいえまだ先は長いのでチャンピックスの力を借りて頑張ります。

2008年10月12日日曜日

チャンピックス二日目

さて、昨日から始めたチャンピックスですが、明日迄一日一錠の試運転期間です。どうかというと、飲んだ後吸うと、
煙草があまり美味しくない。
脳にニコチンが作用しないと煙草はただの煙を吸っている感じになります。しかもマイルドセブンワンは明らかになんか不自然な
煙の匂いがします。科学的というか、ケミカルな公害的な匂い、今迄何となく感じてはいましたが、ニコチンの作用で美味い様な感覚をもっていました。そういった騙されていた幻想が冷めていく感じがあります。
なんというかチャンピックスを服用した後に吸う煙草は何年も前の賞味期限切れの煙草吸った時の様なスカッと抜ける手応えのない感じになります。煙が美味いと思っていたのですがそれはニコチンの中毒症状ようです。
今のところ気持ちが落ち込んだり、胃がおかしくなる様な副作用はないです。この試運転中に止める決意をきっちり固めていこうと
思います。

2008年10月10日金曜日

ここ一ヶ月位の間に読んだ本

久しぶりに投稿するので、もう一本。
最近読んだ本ですが一つは「新宿最後の小さなお店ベルク」僕が93年に最初に入社した会社が新宿にあったので、その時からよく行っていたベルク、いつも混んでいて、僕はお酒が呑めないのだけど周りの美味しそうにビールを呑む同僚と一緒にコーヒーを飲んで下らない話を仕事帰りによくしてから帰った店。僕は今でも新宿の本屋に言った帰りに行きますがそこでベルク通信を読みながら、なんだよルミネが追い出そうとしてるのとか、思いながら店主のクセのある記事を楽しく読んで五穀米カレーとコーヒーを飲んでいたのですが、本が出ているとベルクで知り、早速買って一日で読んでしまいました。この井野さんという店主はジョンレノンを自分の人生の指針としながら生きている同胞ではないですか。しかも迫川さんというヨーコまで最強のパートナーとして共同で体を張って店を運営している。とても刺激になりました。
ポールにもジョンやリンダが絶対に必要。僕はサラリーマンですけどとても感激しました。ベルクはずっとあって欲しいお店です。
それに迫川さんの妥協のない食材へのこだわり。僕はそれ程味にうるさい方ではないですが、ドトールのホットドックとの味の違いははっきりと解ります。そういえば昔先輩がベルク専属のパン屋さんをドトールが引き抜いたみたいな話を聞いたことがあるのだけど、本当なんでしょうか。
もう一冊は「ジョージソロスは警告する」僕は彼のことをマネーゲームの怪物位にしか思っていなかったのですが、とてつもない深い哲学的思考から株を見ている。人間はその世界の一部を成している存在である以上その世界に個人の考えが作用し世界のあり方に影響を与える。よって人間がありのままの現実を正確に理解し表現出来ることはありえない」という主題には唸るしかありませんでした。
さらにここ数日の株価の大暴落。彼は今後の世界経済の動きに対する予測を幾つかの含みのある表現に留めていますが、ポールオースターの
ムーンパレスに出てくる盲目の老人のごとく複雑で謎に満ちた雰囲気の人物の存在を現実の世界で味わう様な一冊でした。そろそろ僕も株を始めてみようかなと密かに思っています。

懲りずにチャンピックスで禁煙だ!

今日一度行ったことのある禁煙外来はなんだか恥ずかしくてやなので、電車に乗って4カ所目のお医者さんの所に行ってきました。
前から少し気になっていたのですが、チャンピックスという飲み薬を処方してもらいました。もう近くには禁煙外来で初めての顔して行ける所はありません。
前から何度か禁煙して1ヶ月くらいまでは上手くいくのですが、このブログで調子いい、今度は止められそうなどと吹聴した直後に
喫煙所にいって一本失敬して元に戻ってしまうことを繰り返してきています。最近は知人友人は「また言ってるわ」位にしか思われず、
40歳までに禁煙という宣言もあと一ヶ月に迫ってきた今、チャンピックスが効くらしいという、噂にかけてみることにしました。
お腹に痛々しく残っている禁煙パッチの跡が僕の禁煙に対する意志の弱さをあざ笑っているようです。
でも、10月に入り、Iphoneにも携帯変えたことだし、スターバックスで音楽効きながら一人の空間を創り出している若者達は未だに好きになれないものの、多くの人が達成している煙草をやめるということをなんとか達成しようと気持ちをあらたに今日した所です。
チャンピックスは最初の一週間は吸って良く、吸いながら煙草が美味しくなくなっていって、完全禁煙というプロセスのようです。
先ほど1錠服用しましたが、今のところ変化はかんじません。というより、ほんとに不味くなるのか確かめたくて本数増えそうです。
40迄に必ず止めます。自信はないけど、チャンピックスたのむよ!

2008年9月14日日曜日

ミンボーとスーパーの女とダークナイト

今日は久しぶりに映画を借りてきて、2本連続で観ました。「ミンボーの女」と「スーパーの女」の伊丹十三作品2本。
伊丹十三さんの作品は今迄食わず嫌いで観ていなかったのですが、総時間とテンポのバランスの良さであっと言う間に観ることが
出来ました。それにしても特にスーパーの女は今現実に事件になっている食肉偽装事件をそのまま扱っていて、びっくりしました。
その辺りのところの問題点の本質が隈無く網羅されているところが、見事だと思いました。
ミンボーの女に関しては一般顧客が平気で「誠意を見せろ」というクレーマーと化してアマチュアミンボーにどう対応していくか
というところに問題が移りましたがこの映画に示されている解決策は今でも有効です。
最近は一般の市民が「消費者の権利」と「不当請求」が混じり合ったものを経営者に突きつけてくる所に複雑化した事例の取り扱い
の難しさがあると思います。
この間「ダークナイト」を観たのですがこの映画がまさに今迄の単純な「善」と「悪」の対立が複雑に絡み合った現在の矛盾点を
鋭く描いている様に感じました。余談ですがこの映画を観てキアヌリーブスの「ハートブルー」を思い出しました。
こんな感じで3本の映画を勝手に結びつけて語ってみましたけど、どうでしょう。

2008年9月9日火曜日

やっぱり ブライアンウィルソンも!

先日なにげなくCNNのウェブサイトを見ているとhttp://edition.cnn.com/2008/SHOWBIZ/Music/08/26/music.brian.wilson.ap/index.html
ブライアンウィルソンが「今本当に一緒に仕事がしたいのはポールマッカートニーだけだ」と言っている記事を見ました。
前に一度村上春樹氏訳の「ペットサウンズ」を読んだ感想をここで書きましたが、やっぱりそうなんだなと思ってうれしくなりました。
あとはポールが今でもその気があるかどうかですが、ぜひ一度一緒にやって欲しいなと思います。

2008年8月10日日曜日

柔ちゃん

柔ちゃんは「ママでは銅」でしたね。
正直漫画の柔ちゃんとは髪留めのぽっちり以外は全く違うお顔立ちをなされていて、「ママでも金」と去年から日本流行語大賞を意識した
発言で銅を取った後は誰からも批判なし。表向きは。「みなさんの期待に応えられるよう一生懸命がんばりました。」
わかってます。まぁ残念でしたね。とだけ言っておきます。
ところで、北京オリンンピックが始まったとたん、戦争の気配がしてきました。ロシアの狙いすましたようなグルジア攻撃。
なんだかやな予感のするこのごろです。

2008年8月9日土曜日

マナーおじいさん

今日バスに乗った時、僕は後ろの方の二人掛けの席に座っていたのですが、その丁度一つ前に65歳位の男性の方が座っていました。
すると、そのおじいさんの席から通路を隔てて座っていた、同じお年頃のご夫人の携帯電話が鳴り出しました。
そのご夫人は鞄から携帯を取り出し通話を始めたその瞬間、向かい側に座っていたそのおじいさんはそのご夫人の肩をパンパンたたき、
「ちょっと通話しないでよ!」とお叱りになられました。そのご夫人は「もしもし、はい。今バスに乗ってるの。あとでね。」
といって電話を切りました。多分そのおじいさんの注意がなくてもその短い会話で通話は終了していたように思います。その後、
そのおじいさんは隣に座っていた女性が目的のバス停に着いて、「すいません」と言いながら、立ち上がろうとした時、
そのおじいさんは「どうも、お気をつけて」といってその女性が通れる様に席を立ちました。
僕はそのおじいさんをとても不快に感じました。「俺が公共マナーの見本だ、素敵だろ!いつも実践しているから見習いたまえ。」
というようなとても鼻につくマナーの押し付け。僕には全く素敵に感じられませんでした。マナーって人や場を思いやる気持ちがないと
気持ち良く感じられないものなんだと感じた今日この頃でした。

2008年8月8日金曜日

今読んでいる本

僕は週2、3回本屋に行って、やたら本を買ってしまうのですが、中には新宿のジュンク堂などでついつい、見栄的な向上心と
瞬間的な好奇心などでつまんでしまって、読まないままになっているものも結構あって、このナツはそれを幾つか読もうと思って
手に取ったのが山本七平氏の「日本人とは何か」と問題発見プロフェッショナル」というビジネス本です。前者を寝る前、後者を
通勤時に読んでいます。山本七平氏の本は「日本人はなぜ敗れるのか」に非常に感銘を受けて、その後すぐこれを買ったのですが、
分厚さから持ち運ぶこともなくそのまま本棚に埋もれていたのをこの間発見し、自分が属している日本人について学ぶ意欲を新たに今読んでいる所です。「問題発見プロフェッショナル」はジュンク堂で一人盛り上がってしまい「問題解決プロフェッショナル」とセットで買い。
帰りに新宿駅東口横のベルクでホットドックを食べながらパラパラとページをめくったきり、何か読む気が起きず、3日程前から
ようやく読み出しました。ということで、8月はちょっと固めな読書になりそうです。
8月はようやく塩野七生さんの「ローマ人の歴史」の文庫本シリーズが刊行されるのでそれも待ち遠しいですね。
今年は暑すぎるので、家で冷房きかせて読書といくことにします。

2008年8月3日日曜日

追悼 バカボン

赤塚不二夫さんが亡くなった。ずっと長いこと悪かったみたいだけど。
子供の頃何度も読んだ天才バカボン。
あんな馬鹿全面を打ち出した漫画だったけど、あれを読んで大人に怒られたことはなかった。
今一度読みたい。
なんだかとても寂しい。

2008年7月24日木曜日

Paul Maccartney と僕のサラリーマン経歴

僕はポールのロックンローラーとしての経歴を自分のサラリーマン人生に重ねて考えるのがクセなのですが、それはWingspanというPaulの
ビデオを見た時、彼の様なビックスターも一人の人間で、普通の人間として人生の起伏を通過してきたことに大きく共感を得たのと、10代の頃から憧れて、尊敬してきた人を教訓として生きることはまぁ僕にとっては自然だからに過ぎないのですが。
前にも書いたかもしれませんが、たまに友人にこのことを話すと、偉人と自分を比べようなんて思ったことがないしそんなこと考えるのはちょっと変わってると言われることが多いのですが、そんなに自分を過小評価して生きることはつまらない様に自分は思うので、まぁ聴いて下さい。
僕が最初に入社した会社はファッションの小売業だったのですが、僕はその店と会社の理念と心意気を深く理解し、愛していました。
この時期は僕のBEATLES時代といっても良いと思います。
その後社内で方針の変化や激しい内紛があり、僕はきっぱりその会社を脱退しました。それから同じ様なファッション関係のブランド会社2社を短い期間渡り歩きましたが、もうそこに自分の情熱が残っていないのは明白でした。最初に入った会社以上のものは何処にもないのはわかっていたからです。この時期はPaulでいうとちょうどMaccartneyとRamの時期にあたると思っています。その後、色々な転職活動を通じて、自分が金を稼げる核をなすものは小売業だと再認識し、別の物を扱っている小売業の会社に入社して原点からやり直そうと思いました。
そして2年と少し経つのが現在ですが、その今をpaulに重ねて考えるとWild Lifeを出し終えたところ位だろうなと考えています。
となると、僕の次に待っているのはRed rose speed way- Band on the run-Venus and Marsといった黄金期ではないですか。彼の実際の年齢の経歴から10年遅れくらいですが、それくらいの遅れは当然として、この様に考えていくとモチベーションがぐっと高まります。
今日Wild Lifeを聴きましたが、荒々しくて、Beatlesをかなぐり捨てて、もう一度Bandを一人のミュージシャンとしてゼロからスタートしようとしている意気込みが伝わってきます。俺もがんばろっと思った今日の暑い夏の休みの一日でした。

2008年7月17日木曜日

手紙

今日インターネットで自分が西宮に住んでいた時に通っていた甲陵中学校と言う所を懐かしく検索していた所、アンジェラアキが甲陵中学を訪ねて「手紙」を歌っている映像を見つけた。アンジェラアキって聴いたことがなかったのだけれど、僕の後輩にあたる女子はみんなダイレクトに心に響いている様子がありありと伝わった。僕も何だか泣けた。あの頃の僕もきっと彼らみたいな生徒だったのだろう。
甲陵中学校にはとても良い思い出しかない。途中で転校してしまったということもあるけど、あの頃のみんなはどうしているのだろう。
きっとあの中学生位の子供がいたりしてそれぞれの家族と一緒にくらしているのだろうか。もしかしたら、あのころの同級生の子供が生徒で映っていたかもしれない。などとかなりノスタルジックになってしまった。今ってそんなに生きるのが息苦しいのだろうか。
アンジェラアキの歌を聴いてそう思った。あの頃一緒だった同級生で今も交遊があるのは一人しかいないけれど、もう二度とその他の人達とは会えないのだろうと思うと、久しぶりになんだか切ない気持ちになる。あの時を今思い出すことのある同級生はいったい何人いるのだろう。気がつくと40前、もう一度あの頃を思い出して、これからのことを考えてみたい。

2008年7月12日土曜日

腹が出てきました!

哀しいかな最近ジムに行くのをサボり、カレーパンを毎日食べてたら体重が60キロから64キロに!
腹もTシャツの上からポッコリ出ているのが分かる、かっこわるいおじさんに変貌しつつあります。
なんとかしなくては!
明日から食べる量を減らして、ダイエットを始めなくては。
つい5年前迄は3キロ位1ヶ月で楽々落とせたのだけど、最近はスポーツに対する情熱と時間が減ってきたことと、代謝が落ちて脂肪が
落ちにくくなったのがはっきりわかる様になって、ヤバいと思ってたんですよね。
40になる前にがんばらなくては!

2008年7月8日火曜日

この人も反テロ活動??

今日、東横線の大倉山の駅でうちの母ちゃん位の歳の人がナイロンの作業ジャンパーみたいなのを着て、右往左往していたのですが、
その胸のバッチには「私もテロ防止活動に参加しています。」と書かれていました。
そっそうなんだ。でもあなたには荷が重いのでは?と感じてしまった自分がいました。
年金問題にテロ防止になんでもかんでもこの国のお年寄りにお任せするなんて! 
日本の高齢化を改めて感じさせられるとともに、なんだか切なくなった光景でした。
洞爺湖サミット・・・。

2008年7月7日月曜日

今週読んだ本

ついにカラマーゾフの兄弟を読み終わりました。
いやー面白かったです。中盤から後半にかけては一気です。村上春樹さんが「人間は二種類の人間に分かれる、カラマーゾフの兄弟を読んだ者とそうでない者とに」みたいなことを、おっしゃってましたが、その意味がやっとわかりました。ただ、自分的には39歳の今これを初めてよんでよかったと思いました。特にこの亀山郁夫さんの新和訳は引っ掛かりがなく、グイグイ読んでいくことができました。
これを読んだ後グレートギャッッツビーなんかもきっとドストエフスキーのこの小説からどこかしらインスパイアされているんだろうなとか、想像がいろいろ遠くに余韻をもってとばすことが出来ました。
しかし、この3週間程ずっとこれに没頭していて、何もしておらず、特にジムに行くのをサボってたお陰で、結構腹が出てきました。
まぁそれくらい面白かったということで!

2008年6月24日火曜日

最近の凶悪事件について

陰惨な殺人事件が毎日のようにありますが、最近目立つのは衝動的で爆発的で残酷な事件。年齢も様々。
僕はこれについて、何か食べ物などに含まれている物質が脳に作用しているのではないかと今日ふと感じました。
食べ物と人の行動や性格は密接な関係があると言われていますが、それぞれの犯人が普段何を食べていたかを調べると、
何か分かるかもしれません。僕は小学校の高学年の時、朝ご飯をあまり食べない、
もしくは菓子パンなど手作りでないものを食べ、炭酸飲料の1.5リットルが冷蔵庫にあって常飲しているクラスメイトは
将来ワルになると思っていましたが、
あまりガラの良い所で育っていないとはいえ、大体その予想はあたりました。
子供の頃はそういう物ばかり食べている友達が羨ましかったのですが、
制限なく食べるのは何か危険だということに無意識にも気づいていたみたいです。
なので最近のこういった事件を耳にすると、社会背景よりも食べ物の背景が気になります。
もちろん、いろいろな原因が事件を引き起こす理由になると思いますが、
もし原因が食べ物に含まれる物質にあれば、それを禁止するだけですむから、そちらも警察に調べてみて欲しいと思っています。

2008年6月23日月曜日

ニッポン ノスタルジー

最近 とてもさみしくノスタルジーを感じてしまう言葉
ーそれは「世界の亀山工場」
まだ本気でそう思っているのなら、この会社、ちょと危ないと思います。
テレビのクオリティーに関して全然詳しくないですが、液晶のクオリティーの微妙な違いにこだわって、
購入するお客さんてそんなに多いのかしらん、
ましてや世界では特に「世界の亀山工場」と謳って、喜んで購入するお客さんってあまりいないのではなかろうか。
それよりも「世界の亀山工場」と思っていたクオリティーがすでに多くのライバルに追いつかれていたりして。
未だにブラウン管のテレビをみて液晶テレビを買う気もない僕ですが、
電機屋さんでたまに観る液晶テレビを比べてもさっぱり違いが解りません。
だから、工場の話って今も意味があるのかどうか疑問に思いますし、一消費者として何も響いてこないんですよネ。
吉永小百合 葛飾北斎 世界の亀山工場 このコマーシャルを観るだけで、
なんだか寂しい気持ちでノスタルジーに浸ってしまえる今日このごろです。

2008年6月22日日曜日

今年の梅雨は久しぶりに梅雨らしい感じがしますね。
気温が少し低めなのでまだあの蒸し暑さはマシですが、湿度の高い日々はやっぱり疲れます。
今日は休みだったのですが、犬の散歩と夕食の買い物以外外出はしませんでした。ウチのチワワ犬は今、12歳でうっ血性心不全という
加齢からくる病気で毎日薬を飲んでいますが気圧の変化で苦しくなったりするようで、低気圧、特に台風の近づく時などは調子が
悪くなります。ですから、こういった今年の気候はなんだか腹立たしいです。同時に僕らは地球で生きているのを実感します。
体は健康なときはそういった様々な周りの環境の変化に合わせて僕らの気がつかない様に身を守ってくれているのだな・・と。
彼にはなんとか、今年の不安定な気候を乗り切り、長生きしてもらいたいと思います。

2008年6月15日日曜日

今週読んだ本

今週読んでいる本はずばり、カラマーゾフの兄弟です。ドストエフスキーは10代後半に「罪と罰」を読んで以来なのですが、
先週「ペットサウンズ」の村上春樹氏の後書きに「人間は2種類の人間に分かれる、つまりカラマーゾフの兄弟を読破した人間としていない人間の2種類だ」(正確ではないですが趣旨は同じだと思います)という箇所を読んだ時に、そういえば読んでないなと思い。本屋で最近流行の光文社の古典新訳文庫のバージョンを5冊きっちり買って今、気合いを入れて読んでいます。今週はひどいニコチン離脱症状が出ていたこともあり、まだ一巻の終わりの方なのですが、中々面白い。正直村上春樹氏の後書きのコメントはずいぶん昔に彼の小説で読んだ時と比較して、
時代に取り残された古くさくて直視出来ないような陳腐さに思わず鼻をつまんでしまいましたが、悔しいかな村上マーケティングワールドにはずっぽりハマってしまっている自分にやになってしまいます。マラソンといい、新作が出る度に本屋で購入し・・・。
僕は結構ロイヤリティーの高い消費者なんだと思います。
40前のドストエフスキーはきっとこれからの人生に役に立ちそうな気がしています。

2008年6月14日土曜日

ニコチン離脱症状

一昨日からニコチンパッチを外して、もう完全に禁煙状態にしても大丈夫だろうと普通に過ごそうと思っていたら大間違い。
ニコチンの力を完全になめていました。最初肺の奥から深く煙を追い求める様な欲望がむくむくと膨れあがり、24時間過ぎた辺りから定期的に意識が飛び、後頭部の一部分に痺れを感じる状態。
久しぶりにかなり強烈です。そりゃあ禁煙がやっぱり難しいのはこれがあるからなんですね。
しかしなんとか二日間 同僚に訳を説明しながらそこそこで仕事を切り上げなんとかこの3日間を乗り切ることができました。
今は深ーい眠りと覚醒した目覚めが交互に短いサイクルで循環しているような感じで発作のピークは過ぎ去った感じです。
ニコチンパッチをすることによって離脱症状と喫煙行動がしばらく関連付けられていなかったお陰でいつもなら自分の人格を越えて煙草を買って吸ってしまう悪魔の力から逃れることができました。といっても処方指示から5週間位前倒しで一気に外しにかかったのも原因だと思いますが、何を持ってしてもこの禁断症状を乗り越えないで済む方法はないのだということを、はっきりと理解しました。
後はこの健康な状態を一日一日のばして行きたいものです。

2008年6月11日水曜日

昨今の事件について

この間の秋葉原の事件は言葉も出ない程の凄惨な事件でしたが、こういった事件が定期的に起きていて、またか、という感じになってしまう自分ですが、やはりそういう世の中って異常ですよね。いつもこういった事件の背景に派遣社員の孤独な労働環境や、ネットカフェ難民といったことに関連づけられて報道されることが多いですが、本当にそうか?と思います。そういったことが語られることによって、その殺人を犯した人間の許されざる罪の独立性が薄れてしまうような気がします。あたかもそういった境遇にいる人がそういった犯罪を犯しうるような刷り込みがこう言った報道によってされてしまうのではないでしょうか。もちろんその犯罪が起こるに至る経緯や理由はその個人の背景を通じて追求されるべきだと思いますが、昨今は中学校の文集の内容の資料だけを紹介し「この犯罪者の攻撃的な一面が見て取れる。」
みたいな簡単でワンパターンの報道でおしまいにするようなワンパターンな内容に終始しているように思います。
なんだか何処も同じ内容で昔の様な独自の視点を持った内容のある報道は皆無です。こんなんでいいですかね。
一つの事件を全体の社会環境に安易に被せて解った様な顔で事件を語ることはとても危険だと思います。

2008年6月10日火曜日

禁煙2週間目

さて、今日で禁煙2週間目です。禁煙パッチのお陰であっと言う間に禁断症状もなく1本も吸わずにこの期間を過ごすことができました。
前回はここで油断してパッチを外して飲み会に参加したのが間違いの元でした。前回はニコチネル30mを2週間弱付けていきなり外したので禁断症状が喫煙の記憶とすぐに結びついてしまったのだと思います。
今は30mから20mに落として3日目なのでペースとしては計画通り順調です。この2週間を振り返ってみるとやはり所々でちょっと吸いたいなと思う時がありましたがほんの一瞬で、たいしたことはありませんでした。それにタスポが7月から東京地区でスタートするのは自分のモチベーション維持に良い刺激を与えてくれています。
なにしろタスポを持つというのは煙草会社にいいように操られていることを証明するようなものですし、それは自分には受け入れがたいことです。 さらに今日 煙草税を上げて1,000円にする案浮上! というグットニュースが入りました。これでさらに煙草を買う理由がなくなります。ぜひ実現して欲しい増税です。いやー本当 とてもいいタイミングで禁煙したなと我ながら思います。
そういえば禁煙パッチ ニコチネルも薬局で販売開始されましたね。これに関しては良いとも悪いとも何とも言えないですが・・。
さてとにかくここからが本番!
油断しないで頑張ります。

2008年6月9日月曜日

ふと思い出す記憶

最近幼少のころの記憶がふとはっきりと頭の中に浮かぶことがあります。禁煙の効果の一つなのかもしれませんね。
その中で今日一つ検索エンジンで確認できたことは。アグネスチャンのお帰りーただいまーどこに行っていたのーと歌っている
シーンが頭に最近浮かんでくることが頻繁にあったので調べてみたところ「アゲイン」という歌であったことが判明しました。
だからといって何がおこる訳でもなく普段通りではあるのですが。
それにしてもなんでそんな記憶が頭の中にしっかり残っているのか、不可解ですね。

2008年6月7日土曜日

今週読んだ本

今週はダライラマ14世自伝の文庫本と「ペットサウンズ」 ジムフジーリ著 村上春樹訳の2冊を続けて読みました。
ダライラマ自伝はびっくりする程 自分の今後のモノの見方が変わってしまう様な素敵な本でした。
ダライラマ14世の底抜けに率直で明るく思いやりに満ち、ユーモアも兼ね備えた人柄から出てくる言葉には勇気を与えられました。
ダライラマ14世の本は仏教について書かれた本は読んだことがありますが、その時のイメージとはまた違った、宗教的なベースを持ちながら現実に日々の生活を一人の人間として生き生きと俗人的な部分も隠そうともせず開けっぴろげに生きている様を、彼そのままで感じることが出来た様に思います。チベット問題に関しても、今の中国の仕打ちが50年以上変わらず続いているということが良く理解できました。それを踏まえて今の時代のことを考えると人権とか、愛と平和とか、思いやりといった人間の根本にある人良い精神が圧倒的な力に完全にモチベーションを失っているような気がします。ただ、昔と比べて世界は確実に広域に渡って密接に広がっているし、同じルールで生活するプレイヤーが何倍も増加しているのだから、その多様性を取り込んで行く良き変化のまだ過程の一つに過ぎないと思いたいです。
ペットサウンズは60年代の物語として面白く一日で読んでしまいました。正直ペットサウンズはビートルズがサージェントペパーズを創る時に最も影響を受けたアルバムだと言うことは知っていましたが聴いたことはまだありませんでした。いまペットサウンズを聴きながらこれを書いていますが、そのスゴさというのはちょっとピンとこないというのが本音です。ポールマッカートニーはサージェントペパーを作る前にペットサウンズにインスパイアされ、それに夢中だったとことあるごとに回想しています。サージェントペパーのコンセプトを思いついたのは休暇を使って行ったロサンゼルス旅行で見て来たことがベースになっていますし。しかしながら村上春樹氏があとがきでペットサウンズとサージェントペパーズをヘミングウェイとスコットフィッツジェラルドになぞらえるのはかなり無理があるように思います。
ビートルズはその当時のペットサウンズのスゴさを既に高く評価していた訳ですし、その上であのサージェントペパーズを創った訳ですから。才能の頭数とそのパワーにおいて比較のしてもしょうがないような気がします。作家は1対1ですからね。
あとビートルズはその後レットイットビーでジョンとジョージとリンゴがフィルスペクターをプロデューサーに起用しますが当時のブライアンとフィルスペクターの関係のくだりを読むと、ポールがそれに猛然と反発したことと無縁ではない様な気がします。
ポールとブライアンはそれぞれのチームの中で少し近い立場にいたのかもしれません。それ以外のメンバーの実力は雲泥の差があったとしても、ジョンもポールのサイドメンでいることがやだったとはっきり言っていますし、それ、− 一人の創作意欲の理想の追求を他のメンバーに押し付けてまで達成しようとする試みーがお互いのバンドの解散に繋がって行った点にも共通性を感じます。
僕としては今後ポールとブライアンで一曲創ってみてくれないかなと思ったりしています。

2008年5月31日土曜日

禁煙4日目

今日で禁煙4日目になります。禁煙パッチのおかげで吸いたい気持ちにならずに済んでいます。
前回処方された時は寝る時も付けたままでということだったのですが、センセイ曰く、それはメーカーの営業の人が誤って伝えて
広めたため、このような間違った使用法が多くのお医者さんから説明されているようだといっていました。前回は良くリアルな夢を見ましたが、今回はそのようなこともないのです。ただ、前回と同様に体にニコチンは供給され続けているため爽快感はなく、むしろたまに気持ち悪くなったりして、改めてニコチンの毒性を痛感します。はやく自然な自分に戻りたいのですが、なにせ20年以上も続けた悪癖!、今回は自分で勝手にパッチをとったりせず、素直にお医者さんの指示通りに禁煙を続けたいと思います。今回の禁煙はパッチのおかげで煙草の煙も気持ち悪く感じるので、願ったり叶ったりなのですが、まだまだ先は長い!
特に飲みに行ったりした時に、お酒が元々飲めない為に、手持ち無沙汰感を強く感じ、つい一本吸ってしまったりすることが多いので気をつけねばならないと自分を今から今月予定されている送別会を前に戒めています。後は 仕事に集中し終えてほっとした時も無償に一本吸いたくなる時があるので、パッチはしばらく剥がせないです。でも今回は止められそうな気がしています。一ヶ月止めればあのばからしいタスポ
のおかげで自動販売機でふと買ってしまわずに済むし。あの煙草会社の苦肉の策タスポだけはどんなことがあっても自分が馬鹿らしくなってしまうので絶対に申し込まないと思いますが。

2008年5月28日水曜日

最近読んだ本

ここ最近読んだ本は山田詠美氏の「風味絶佳」の文庫本と白石一文氏の「この世の全部を敵に回して」の2冊。
久しぶりに文学作品を立て続けに2冊読みました。風味絶佳は「アトリエ」が一番面白かったとおもいますが、後のは何だかちょっと苦手な部類です。僕はもともと女性作家はあまり得意じゃないので。塩野七生さんと高村薫さんを除いて女性作家の本に自分から手が伸びることは
稀です。特に表題の「風味絶佳」的なテイストがどうも自分の母さんに直に抱っこされているようなキマリの悪い心地がしてしまうんですよね。やっぱり僕照れ屋なんだと思います。とにかくこういったムズ痒いような後味をしっかり残してくれるところがスゴい。さすが巨匠。
もう一冊の白石一文氏の方はなんというか中学校の時にとても頭が良く文学的野心に富む生徒の作文を読んだ時のような感じがしました。
「愛こそはすべて」だけどその意味を取り違えるなよ!と釘をさされた感じというか、今あまりにも思考の浅い薄ーい世論の動きに対して
本気で物申しているところがすごいとは思いましたが、帯の「21世紀の人間失格」というのは止めた方がいいと思います。浅薄な商業主義に対峙した本なのに硬派で売れそうもないから一冊でも売る為にその商業主義に妥協した感じになって作品そのものが安っぽくなってしまう感じがします。それに人間失格はもっとエンターテイメント性に富んでいるし読ませる力をもった小説だと思いますが、白石氏の今回の小説は全然それとは違う哲学的な話だし全く遊びの部分がなく、独善的な独白に依って真実を語ろうとしている独り言で語りかけられている感じがない所が根本的に違う。最初から読者をたのしませようとは意図していない作品なので、それは正直に言えばいいんじゃない。と思いました。まぁ嫌いじゃないですけど、この感じ。という訳で久しぶりに読書にスイッチが入っている今日この頃です。

2008年5月27日火曜日

三たび? 禁煙

本日午後5時をもって何度目かわからないのですが煙草をやめました。
今回も禁煙パッチを使っての禁煙治療となります。
いわゆる断煙では自分の意識の外の何者かが勝手に、強引に僕に煙草を買わせます。これは言葉では説明出来ないですが、
得体の知れない何者かが僕の理性を乗っ取って一気に喫煙まで自分を持っていってしまうような感覚です。
止めようという強い気持ちと禁断症状の綱引きが瞬時に弾け飛んで気がつくと喫煙者の自分がいる。そしてまたやっぱり禁煙しよう
と決意を新たにして15時間位止めた後また何者かが....。という繰り返しで自力の禁煙を断念しました。そうして今回は心療内科の
お医者さんに診察してもらってニコチンパッチを処方してもらったのですがそのセンセイ曰く今迄何十年もしてきたことを急に止めるのは
かなりの荒治療でそう簡単に行くものではない。ということでじっくりこの病気を治していこうと思いを新たにしました。
冷静に考えると何もしない時間というものが僕にとってかなり強烈に喫煙行為を誘発するようで止めている時はちょっと空いた時間が出来るとどうしていいか解らなくなり吸っちゃだめだという強い意識を一気に飛び越えて喫煙所に向かう自分を見て本当に呆れてしまいます。
僕にとってもはや何にもしない時間は煙草がなければ過ごせないかなりの重傷なのだと改めて気がついた次第です。
かといってもはや煙草を吸って得られる快感などなく、たまる疲労や喫茶店などで席を遠くに移す非喫煙者の人の姿を見る度本当にこいつとは別れなきゃいかんと不倫地獄にはまった男の様にしみじみ感じる今日この頃です。
しかし50代になって肺がんになる方々を目の当たりにして、40前の自分が他人事として見ない振りをすることは出来ない年頃になっています。
こんどこそ!やめたっと。オオカミ少年の気分ですが、今回も本気です。

2008年5月24日土曜日

Isetan 伊勢丹

今日久しぶりに伊勢丹メンズ館に行きました。感想としてはもう終わりが始まっている感じがしたこと。
伊勢丹メンズ館は改装してからどれくらいたったのか、4年位だろうか。高額品の売上が鈍っている感じがひしひしと伝わってくる。
どうしてかといわれても勘なのですが。プロですから....。
まぁここの所のユーロ高で商品の価格が現実離れしてしまって魅力的な商品が減ってしまったことやファッション人口の減少やいろいろな
要因があるとは思いますが、この雰囲気はバーグドルフやバーニーズのリソースをパクって場を演出して来たメッキがどうも禿げて見えてしまうんですよね。どうしてなんだろ。メンズの市場って一兆円位ですからもともとパイは小さいんですがそれにも増して新しい物が何もないような感じがしてしまうんですよね。未来に向かっていく楽しみを感じない。
まぁ自分がファッションに飽きてしまったというのも多分にあるのだと思いますが。
それを演出する為には場を作る人のパッションとリスクを取る気概みたいなものがないと絶対に生まれてこないと思うのですが。
今の伊勢丹メンズ館には最初の成功の上にあぐらをかいてしまっている内に潮目が変わってしまったような雰囲気に満ちています。
何かしなければいけないのに何をしたら良いのか見えない。または旧主流派や新たな大手の癒着による揺り戻しの匂い。
僕の勘は多分あたるでしょう。新しい店を出すなら今がチャンスのように思います。

2008年5月18日日曜日

完走

今日は足柄金太郎マラソンという大会に参加してきました。15キロの距離を走ったのですが、目標にしていた一時間半を切ることができたので自分としては満足でしたが、自分の前をどんどん飛ばしていく50代 60代の方の多いのを目にして少しショックでした。
僕は10キロ過ぎた後から何度も歩きたくなる誘惑と戦いながら今にもあるきそうなペースで何とか完走できたといった感じです。
このマラソンのコースは緑の酒匂川に沿って何度かうねうねと曲がっていくコースだったので走り飽きることもなく沿道の係の方達もとても親切で気持ちの良い走りが出来たと思います。給水が4カ所くらいあったのも本当に助かりました。
ここのところマラソンブームで軒並みこういった大会は参加者が増えているそうです。
主催側の方達もかなり労力を必要としたと思います。感謝です。
僕も新参者の一人なのですが走り終わった後の気持ちの良さは癖になりそうです。長距離を走ってみて思うのが自分の呼吸の丁度よいペースを探りながらそれに合わせて走っていくうちに集団の中での自分の位置が自然に決まってくるということです。これは普段の生き方のヒントになったような気がしました。
喫煙はどう考えたって長距離を走るのにかなり悪い影響を及ぼします。完走後やめた!と思ったのですが、帰りに鶴巻温泉でひと風呂浴びて
つい一服を何のためらいもなくしている自分に我ながら呆れてしまいます。ここ最近の禁煙最長記録が一ヶ月半という情けない状態なので
禁煙ではなく煙草を近日中に止めて、次の大会では年配の方々の走りを目指します。

2008年5月17日土曜日

鉛の兵隊

昔 子供の頃絵本で母に読んでもらった忘られじ物語の一つ「鉛の兵隊」という話をふと思い出して、インターネットで調べたら、最近DVDまで出たんですね。しかもアンデルセンだったのか!知らなかったです。子供の頃、聴いた物語で頭に残るのは僕の場合こういった陰のある話が多いです。実際童話とか神話は何か理不尽な結末だったり間違った行いや生まれ持った罪に対する罰のようなものを受けて、不幸になってしまうような話が多いと思うのですが、おじが童話作家だったことと母が読み聴かせが得意ということもあって、こういった話に対する強い情緒の反応が子供の頃に多く持てたのは僕の人生においてラッキーだったと思います。
あと強く自分の中に残っている物語がアフリカの少年の話で彼が色々な場所に家を建てるのですが、いずれの家も同じ場所にいた野生動物に次々と横取りされて少年は追い出されてしまう。最後に少年はとても巨大な家を建てるのですがそこには沢山の動物が「ここは俺の家だ」
といって一斉に中に入って占拠してしまいます。すると少年はだまってその家から出て行き、そこに火を放つのです。
それからもう一つ、スィッチョンねこという話があって、お母さんが絶対食べちゃだめというのにキリギリスを食べてしまった子猫の
お腹の中で夜になるとキリギリスがスィッチョン スィッチョンと毎日泣く様になってしまったという話です。
これらの話は今でも良く思い出します。

2008年5月12日月曜日

マラソン大会に向け

さて、次の日曜日は15キロのショートマラソン大会に出る予定なので、今日はジムで1時間で10キロあまりを走りました。
この冬の練習のおかげで、大分距離が走れる様になってきましたが、今回一緒に出る約束をしていた会社の同僚に次々と裏切られ、
一人で出ることになりました。どうせマラソンは一人で走るものだからいいんですが、走った後の飯は本当に体にしみ込んで行く感じ
があってすごく美味しいし、快感なのでそれを誰とも共有出来ずに一人で食すのはやっぱりちょっと寂しいですね。
まぁ一人でもたまらない快感なのでがんばろっと。
ところで、本日村上龍氏がメールマガジンで「どこかの怪しい銀行に400億使うのなら、パンダの1億の方が有意義だ」
といったようなことを書いていたのを読んで、深くうなずいて、とても心強い気持ちになりました。
といってもその話題は世間でまともに議論される間もないまま早々と霧の様に消えていってしまいましたが。
最近こう言う感じ雰囲気が多い様に思います。思考の深みがあまり感じられない意見が世の中にぽっと出て、「おいおいそんなわけないだろ」と自分なりに反論を彼女や知人に主張して、次の日にはその話はすっとたち消えている。特に世の中の流れが早くなったとか、ネット
時代だからといったことではなく、もともと昔からそういった意見の行き来がこの国にはなかったかも知れないですけど、もう少し、そういった発言にはそれなりのまっとうなレスポンスがあったように思うのですが・・・。
なんかいまいち君が悪いと感じる今日この頃です。

2008年5月8日木曜日

パンダ外交

今日日中首脳会談がありましたが、一番大切なのはパンダがまた上野動物園に来て貰えるかどうかです。
石原都知事はパンダが死んだからと言って、特に特別な思いはない、日本の他の場所にもいるのだから観たい人はそこに行けばよい、
みたいなリンリンがなくなった直後に不謹慎極まりない発言をしていましたが、もう絶対に彼には投票しません。
またノミの心臓のくせに、一生懸命強がっちゃて!あの400億で東京中にパンダを呼んだ方がどんなにいいか。
東京マラソンも出ないぞー。
とにかく上野動物園のパンダはそれほど多くの日本人にとって思い出深いものだと個人的には思いますし、本当に石原都知事言葉がなんの効力も発揮出来ず、パンダが来るということがすぐ決まって良かった。
これで日中首脳会談の意義の殆どは果たされたと言っていいと思います。
どうせ今の日本の状態では毒餃子とか油田開発の問題は相手にスルーされるに決まっているので、これでこの問題に絡んでパンダが来なかったら何の意味も見出せないんじゃないかと思います。上野動物園は夜行性動物館がメインになってしまう。他にも沢山観るべき動物はいるにせよ上野はパンダ井の頭動物園は象の花子がいなけりゃ、やっぱり主役のいない会場になってしまう様に思います。
もちろんチベット問題も大切ですがそんなに騒ぐのなら、どこかの国が彼らの国を自国に作らせてあげればいい。
日本でもいいじゃないですか。
そしたら、パンダとダライラマ、というありがたき平和の巨頭揃いで、日本はきっといい国になるんじゃないかとおもうのですが。

2008年5月5日月曜日

日本人のお客様

僕は外資系の会社にずっと勤めて来ていますが、最近日本人のお客さんで目立つのが、「こんなの日本じゃ通用しない」とか「日本のサービスじゃ考えられない。」とか「日本人を馬鹿にしているのか」みたいなことを言っている方をよく目にしますが、本当に日本のサービスってそんなに良いものなのか?と疑問に思うことが多いです。確かに痒い所に手が届くような良いサービスはよくありますが、そういうサービスを行っている所は価格に対してそれを上乗せしていたり、消費者の面倒を見る代わりにそれにかかるコストを薄ーく上乗せして、消費者の考えなければいけない所を見えなくして上手くだまし取ってる所が多い様に思います。ただ、日用品等は逆に消費者の無言の圧力から今迄値上げ出来なかったのだけれども、それにかかるコストを安くする為に行っていたいろんな偽装がばれて、さらにそうこうしている間に原価自体が世界の情勢により上がってしまった為に値上げせざる負えなくなった。結局日本のいいサービスを受けるために一番損しているのは消費者自身という皮肉な結果になってしまっているのが実情で、これがいわゆる「日本のいいサービス」現実だと思います。
そう考えると西洋のサービスの考え方は最初からそれにコストが伴うという意味合いが日本よりはっきりしていて、サービスの度合いによってその値段もはっきりとしています。本当に一流の西洋のサービスは日本よりずっと優れていると思います。
したがってリーズナブルなプライスのものを求める場合はそれなりに消費者の労力も必要とするということを消費者自身も自覚しています。
その方がより明快でフェアで対等な関係であるように思います。
逆に日本は消費者がすべての労力を供給者に委ねてしまった為に日本独自の良いサービスというハリボテのサービスを無料でしてもらっているような感覚に騙され、気づかれない様にうらからそっと財布からお金を抜き取られているような総合的な消費詐欺にあっているような気がします。でなければ時間外のATM利用料が100円も取られたり、各商社が資源高によってやも負えず値上げしたはずなのに増益決算だったりしても何かおかしいと誰も言わないのか説明できません。
もちろん本当に良いサービスを行っている所も沢山日本にあることは僕も理解していますが・・・。
僕もなんだかんだ言ってそういうふうに便利だからいいか。とかすめ取られている消費者の一人ですが、もう少しよく考えようと考えた今日一日でした。

2008年5月3日土曜日

幸せな午後

今日は久しぶりの休日休みで、起きたら午後一時をすぎていたので軽く朝食と昼食のハイブリッド食を食べて、昨日I tunes storeで購入した
音楽を家のステレオ(今でもこう言っていいんでしょうか)で聴きながらコーヒーをもう一杯飲んでゆっくり時間を過ごしていたらあっという間にもう四時です。でもこんな時間の過ごし方はとても久しぶりだったように思います。やれジムだとか英語の勉強とか十代から20代前半の頃散々こういった怠惰な毎日を送って来たツケを今払っている為に、自分の心地よい時間が本当に最近めっきり減っていたことに今日改めて気づかされました。聴いていた曲はかまやつひろしの「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」とRCサクセションの「トランジスタラジオ」の2曲を繰り返しさっきまで聴いていました。もちろん両方とも僕の大好きな曲ですが、I tunes storeで探したらあったので購入して
改めて聴くとやっぱりいい曲で、こんな気持ち上手く言えたことがない ai aiな気分に今浸っています。
僕は思春期の頃は洋楽しか聴いていなかったので、日本の名曲には20代後半位のふとした時に出くわしたことが多く、上記の2曲はそれぞれ別の時期で別の場所のコンビニでSPAとかを立ち読みしている時に耳にした音楽だったと記憶しています。
なぜ突然そんな昔の曲がそこで流れて(有線だと思いますが)僕を刺激したのかは良くわかりませんけど、やっぱり何度聴いてもいいものはいい。
僕の知らないいい歌ってきっとまだまだ沢山あるのだろうなと思った今日の午後でした。

不惑の・・・

僕は今年40になるのですが、不惑の四十って、まだまだ だと思っていたのですが、確かに40が近づくにつれ確かに何かが少しづつ変わって来ているのを感じます。
まずは肉体的変化。脂肪が落ちにくくなった。それから性欲が目に見えて落ちた。疲れを上手く騙して仕事を持続できるへんな体力がついた。まぁ控えめに2番目に書きましたが性欲が落ちたことによる精神的変化が一番大きい様に思えます。昔は衝動的に自分の行動を突き動かした女性に対する執着心とか独占欲が極端に少なくなりました。可愛いコを見かけても心のときめきが一瞬でもしかしたら何かこのコとあるかも。とかそんな妄想力がぐっと落ちました。また新しい恋愛に対する意欲も薄れ、ほんとどうしたものかと困っています。反対に仕事に関しては実行力や知識 決断力がそれなりにつき、自分の力量を見極めながらどのようにやれば良いのか解って来た感じがあり、性欲も低下した分もプラスして、充実感が日に日に増しています。ある意味これからが仕事盛りというのだろうか?と思ったりします。スポーツもマラソンとか地味ですがこれも性欲が減ったおかげで楽しさは増しています。客観的に見ると多分これはオヤジの領域に踏み込んでいっているということなんだろうと思いますが、
あんまりいやな感じはしないですね。
それにまだ独身とはいえ、自由な時間は確実に減っているしこの先自分に出来ることに限りがあることをはっきりと感じます。
だから、やるべきことのポイントを絞って行く為に性欲は減っていく運命なのかもしれません。
しかし、性欲にはいつもじゃなくていいから時折思い出した様に激しく蘇って欲しいですね。
このまま日増しに減少して行くだけなのだろうか、二度と戻らないのならやっぱり哀しいですね正直。
まぁ個人差のあることだとは思いますがみんなはどうなんでしょう。

2008年4月30日水曜日

Docomoのコマーシャル

あのDocomoの最近のコマーシャルを観て気になっていたのですが、あの長瀬一家のあぐらをかいて、瞼の上に目玉の絵を書いているシーんですが、あれはポールマッカートニーのディスワンのプロモーションビデオのパロディーっぽいですね。
まぁそれだけ言いたかっただけなんですけど。
ところで僕の携帯電話は東京デジタルフォンの時からずっとソフトバンクを利用しています。
マイクロソフトよりアップル パナソニックよりソニー トヨタよりホンダ ジョンよりポール 自分の嗜好としてこんな感じなのですが、
最近はそんなに昔程電化製品や車などの機械モノはその嗜好性に答えられるようなはっきりとした個性の違いが感じられなくなって来ているような気がします。僕の今の携帯電話はパナソニックですがソニーエリクソンよりずっと使いやすいと思うし、ホンダの車で欲しいと思えるのは残念ながら今ないし、アップルは使っていていいと思うけど、仕事だといろいろ不都合があるし、ジョンの方が気分的に心地よい時も多いし。結局僕のメーカーに対するロイヤリティーというものはそんなに高いものではなく、何となくなんですね。
ただ購買を決めるときは、自分が良いイメージを持っているメーカーのほうが自分のニーズにあったものを出した時迷わず即決できますが、そうじゃない場合、やっぱりいっかと言う感じで購買をあきらめることは多いような気がします。
どっちにしろ、自分はモノにそれ程深いこだわりはないみたいです。

2008年4月25日金曜日

ダーウィン

先日ダーウィン展に行って来た。
彼の有名な言葉 将来的に生き残れる種は最強のものではなく環境の変化に対する適応能力に依っている。多分こんな感じだったと思うのですが、遺伝子が危機に直面した時に突然異変が起こりそこから新たな環境に適した種が生まれ、やがてそれが多数派になり旧種に取って代わって行くという過程には改めて興味深さが増しました。
子供の頃の展示では昆虫採集に熱中した虫好き少年だったという所は手塚治虫さんを思い起こさせますね。
彼はどちらかというと、レオナルドダヴィンチ的ですけど。
それでもって、僕の進化論に関する思い出話ですが、中学生の頃理科の授業で今の猿は人間の様に進化するかどうかという議論になり。
人間のようになるという意見だったのは40人中僕一人だけでした。
いまでも僕は猿は進化すると思っていますし、反対意見の人達が間違っていると思います。

2008年4月20日日曜日

これで、モチベーションアップ

僕は行き詰まったり、疲れていると感じた時、もしくは何か新しいことを始める時などポールマッカートニー&ウイングスの
With A Little Luck という歌を景気付けに良く聴きます。
この歌はポールのポジティブさ加減の極みのような歌で、このメロディーが流れると、ちょっとした幸運を感じて
またチャレンジしてみっか!と腰をあげることができます。いろんな不安さえも払拭できる僕のモチベーションアップソングです。
ポールマッカートニーって常に今を全力で楽しんで生きている人だなと思います。全力で楽しむと疲れると思うのですが、やっぱり
たまにあーあ疲れた、ちょっと休むわ!みたいな所も所々に見られ、そんな自然体な姿勢にも共感が持てます。
ところで、僕の会社にリバプール出身のイギリス人がいるのですが、彼はとってもエネルギッシュで押しが強く迷いもなく、おまけに
忍耐強い人なのですが、これってリバプール人の特質なのかなと思ったりしました。
しかしながら、彼がかつて僕の所属していたチームのリーダーだった時は正直、すごい有能でいい人なんだけどちょっとキツいなと
思っていました。もちろん尊敬はしていますが、ずっと一緒はちょっと。という感じでした。
彼から同じ出身地と言うだけで想像するのはちょっと軽率ですが、きっとポールも近くで働くとそんな風に感じる存在になると予想されます。やはり尊敬すべき人は遠くで感じて思いを馳せるのが一番なのかもしれません。

2008年4月18日金曜日

誰も言わない

最近年金問題やら、道路特定財源やら後期高齢者医療制度やら税金の使い道や無駄使い、もしくは財源を何処から調達するかなどの話題に事欠きませんが、結局落とし所として、消費税を上げるということしかないように素人の私には思われるのですが、何故か誰も言わない。
選挙のことも考えて今言わずにおいてじっと身を潜めている台詞なのでしょうが、この借金大国日本で財源は既に枯れている様に思われます。
税金の意味のない役人の無駄遣いや、石原都知事のような弱気のノミの心臓が大きく居直っただけで400億銀行に予算を割くといった出鱈目を平然と行い、そのあげく今迄一生懸命働いてきたお年寄りからお金を吸い上げるような国に誰も住みたいとは思わないと思いますが、この辺りをきちっとケジメをつけてもらった上で、この国にはお金がないからつきましては最も平等な消費税を必要最低限引き上げてそれを国民の為に使いますと誰か宣言してくれないものですかねぇ。
結局いつも国民の目に見えない空気の票を読んだ上でそれをとりあえず上手く手玉に取ることが出来たら、次の選挙迄に気づかれない様に
既得権益者、役人の都合の良いような法案を出来る限り通しまくる。
政治家は結局国民を程度の低いクレーマー位にしか思っていないのではないか。と思えてきます。
もっとも国民もなんでもくれくれしか言っていないような所もありますけどね。
それにしても今の問題を適当にやり過ごしたらきっと出ますよ、消費税引き上げの話。計った様にいっせいに。

2008年4月17日木曜日

久しぶりに

これを更新します。
僕はもともと筆無精で気分にムラがあるので、こんな感じで不定期になるのは仕方ないですね。
あれからどうしていたかといいますと、一度ハーフマラソンに出て完走しました。
果てしなく走って、力つきてまた果てしなく歩きました。
それから、喫煙を再会してしまいました。この告白は気持ち的にサイアクです。
でもエコロジーチックなカフェで一人i-podを聴きながら、ノートを広げて一人もの思いに耽る女子や男子に混ざって一人平日に
ランチを食べる自分がどうしても好きになれなくて、、、。といっても数回だけです。悲しい言い訳。
そしてあっという間に春が来ました。昨日は野茂が投げました。同い年だし頑張って欲しいです。
今日はそんな所で。

2008年1月21日月曜日

膝の痛み。

ここのところ、ジムで毎日10キロ走っていたのですが、昨日朝起きてから通勤時に階段を降りている時に膝の痛みを突然感じました。
今の所、湿布を貼ってサポーターを付けてなんとか誤魔化していますが、こんなに歩くのに支障がでるとは思いませんでした。
僕は定期的に針にも通っていて、腰や肩に針を打ってもらっているのですが、これは効きます。ただ一時的に凝りや痛みが緩和されるだけで
完全に良くなる訳ではないのでストレッチ運動を毎日するように勧められています。ところが生まれつき体が固いので、ストレッチを毎日
するのをさぼりがちで結局また針に行くといったことを繰り返しています。今回の膝の痛みに関してはもし針を打ったらどうなるのだろうと
想像すると、なんとなく余計に悪くなってしまいそうな気がしています。まぁもう少し様子を見て西洋の医学に頼ってみようと思います。
それにしてもはしれないのはちょっとストレスですね。
なんだかこんな話をつらつらと書いていると、おじいちゃんのぼやきみたいで、自分も若くないなとつくづく思います。

2008年1月20日日曜日

サブプライム問題

ここのところ、ずっとサブプライム問題が騒がしいですね。僕は株は全くやっていないし、新聞で読む程度なので語る程の知識を持っていないのですが、素人也に少し。とにかくまず言いたいのはなんというアナリストやら専門家の適当なコメント。去年11月頃の段階では会計上の処理を終えつつあるので来年前半には成長基調に戻る。みたいなことをそろって言っていたような気がします。それからあれよあれよという間に大変なことに。今になって新聞ではサブプライム問題が実体経済に影響が出始めた。というような表現が目立ちますが、僕の考えではサブプライム問題というのはもともと実体経済が出鱈目なやり方で返せないであろう人々にアホみたいに金を貸し当然の結果としてバブルが弾けただけのことで、最初からどんどん悪くなるに決まっているじゃぁ あーりませんか。
難しく言葉を並べ立ててこのような出鱈目を放置しておいて
世界中を金融技術を駆使してペテンにしたアメリカにもっと怒って良いのではないでしょうか。
僕は実態から離れた経済というものを信じる気がしません。IT技術革新以降このような資本の国境を越えた動きで複雑なトリックを使い、
お金儲けを一部の人達が思うがままにしているように感じますが、僕は最終的にはこのようなトリックが出尽くした後すべては透明な均衡した経済になっていくのだと考えています。様は毎日行って来いの収支がイコールベースの経済に落ち着いて行くだろうということです。
現在は利益を出すことだけが善ですべてがその様に動いて行く世界に人間が置いてけぼりを食らっています。楽しく人間らしい生活というものが利殖よりもプライオリティーが低いのです。現在お金の動きは為替や株価がどんどん裸になって等価に行き着こうとしている運動の
過程にあるのではないだろうかと勝手に思っています

2008年1月14日月曜日

ハーフマラソン参加出来ず。

今週の日曜日ハーフマラソンに参加する予定だったのですが、日にちを一日すっかり勘違いしていて当日友人のスタート地点からの電話
でそれに気づいた次第で、本当になんとも情けない週末でした。
この大会に備えて毎日10キロ程走り込み、このブログには報告されていませんが失敗した禁煙を再び始め、とかなり気合いが入っていたのですが下らない勘違いで不参加だったのは本当に残念でした。
ただ、再び走ることが楽しく、距離も走れるようになったことや、禁煙(完全断煙)と伴にトレーニングを始めたため、
最初はかなり辛かったのですが、一気に乗り越えられた後の収穫は大きく、持久力が増しニコチンも体から排出することもできました。
このモチベーションを保ちつつ、次の大会を探して参加したいと思います。

2008年1月3日木曜日

初売り

謹賀新年
今年も仕事始めは2日から。小売業は31日迄営業して翌2日から営業というのがいつの間にか定番化しています。
ひどい所だと元日からフルに営業というところも数多くあります。スーパー、コンビニはもとより、六本木ヒルズまで元日から営業
しています。僕の会社はまだ2日からですが、そこで働く従業員も一消費者であるということを考えてしかるべきだと僕は思います。
思えばお正月が3日まで休みだったのはたしか1997年頃までだった様に記憶しています。そこから恵比寿ガーデンプレイスが出来たの
を皮切りに、小売の競争が激化し、3日が営業になり、2日が営業になり、と毎年営業日が繰り上げられていきました。そこにはバブル後
の小売業の不況とももちろん関係があります。営業日が増えても実質のトータルの売上はマイナスということを毎年繰り返している内に
休むのが恐くなって常時どこも営業しているような状態が日常化してしまいました。
僕の子供の頃を思い出すと、正月の3日間はどの店も営業していなくてお年玉だけはたんまりある。何かを買いたい衝動を3日間も溜め込んでおもちゃ屋さんに突入!という、がまんのあとのパッションみたいなものがなくなってしまったと断言します。お金が使いたくても使えない状態を復活させても良いのではないだろうかと思います。どうせ毎年、前年を行ったり来たりなのだから正月の3日間位は日本人はみんな休んでもさして問題はないように思います。ヨーロッパの小売店等は平気でクリスマスは店閉まっているし、それでだれも文句はいいません。日曜日が休みのお店も未だに多いです。だからといってヨーロッパが不況な訳ではない。
であれば日本人も家族でみんな集まってお金使わないでゆっくり過ごす習慣を取り戻すべきではないかと思います。
働くために働いてほんの僅かな収入が増えるくらいでは何の意味もないのではないだろうかと、新年に小売業者の僕は
思うのでありました。