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2009年4月18日土曜日

最近読んだ本

最近読んだ本は白石一文氏の「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」です。ここの所、車通勤になったので読書のペースは少し
落ちましたが、前々から気になっていたので、先週ついに買って一気に読んでしまいました。白石一文氏の小説は「僕の中の壊れていない部分」とか「一瞬の光」など何冊か読んで、しばらく食傷気味でもういいかなと思っていたんですが、やっぱり一気に読んでしまった。
彼の小説のテーマは一貫していると思うのですが、それは共感できるし、途中迄のストーリーの運びも一気に読ませてくれるのですが、いつも最後の方が90年代のテレビドラマの最終回っぽく感じてしまいます。なんでなんだろ。読者の期待を裏切ろうとして、それが逆にテレビドラマっぽく纏まってしまうのか、まじめに、しかけたプロットを一つ一つ、辻褄を合わせてどうだ!というナルシズムがそこにあるのか。単純にそういったルーツが彼の物語の中にあるのか。本人はどんな人なのか興味をそそられますね。
それから霊感に導かれるようなオーラの泉的な話がいつも頻繁に出てきて、強く否定されるのだけど、それに抗えないというか運命に翻弄されているという事実をもっと深い宗教観からアプローチして人生に意味なんかないけど今という一瞬一瞬の為だけに生きる様にすれば自由になれるみたいな感じのことがテーマなんだと思います。
僕も強く共感するのだけど、(まそういう生き方は中々無理ですね。)そういった高みのあるテーマに安っぽい感じサービス満点のストーリーのミックスが狙っているのか、それとも持ち味なのかどっちなんだろって思いますね、つくづく。まぁどっちでもいいですけど。中々面白かったと思いますが2度読もうとは思わないので、
ブックオフ行きですね。

2009年4月16日木曜日

Fiat 500 ファンタスッティック


3月末に我が家にやってきたフィアット500 ジャイブブルー 通勤時間も50分短縮され、10年振りの運転もなんとか勘を取り戻し
楽しく乗っております。なんといってもこの見た目と色。最高です。ゆるキャラテイストなのでスピード出さずに安全運転できるし、中々同じ車に遭遇しないし、この色は廃盤で、日本では特に人気がなかった色らしいので、そういった自己満足希少価値度は120点です。
デュアロジックとか、そういうのは、色々調べてみましたが結局素人レベルでは慣れれば関係なしで全然OK! いい感じです。たまにノッキングしてびびりますけど。1.2popと1.4の違いとかわかりませんが、この車はやっぱり色々ゴテゴテ付けずに素で乗った方が、気持ちがいいですね。まぁ下手の横好きで見た目の感じの良さだけで買ってしまった僕には後悔はなにもありません。
内装もプラスチックの何となく安っぽい感じとか色みの絶妙さとか、実用性と遊び心のバランスが自然体でなんか心地よくて、乗らない日
もつい駐車場に様子見に行ってしまいます。久々に物を所有している満足感に浸っています。