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2007年10月13日土曜日

禁煙と読書

禁煙成功後しばらく本が読めなかったのですが、ようやく読む気になって来たので先日本屋に行って何冊かあさってきました。
面白かったのが柄谷行人さんの倫理21という本。
たぶん有名な本だと思うのですが、他者を手段ではなく目的として扱え。という言葉がこのさき自分にずっと響いて来そうです。
僕は普段絶対にこんな風に考えて生活しないし、思いつきもしないのでこういうことを考えて本にして問いかけ、高みから説明してくださるのはほんとにありがたいと思います。自分でもなんで読むのか解らないのですがこの手の本、年に1冊は読みますね。
柄谷さんは他の作者の引用で良く目にする名前だったので今回文庫で安く手に入れて読むことができて良かったです。
それにしても明快かつ難解というか何度も頭で反芻しないと馬鹿だから呑み込めないですね。でも好きだなこういうの。
後はポールオースターの「偶然の音楽」の英語版を読んでいます。英語で読むと違うルールで語り直したような新鮮さを感じるのでストーリーが解っていても面白いですね。ポールオースターでは「最後の物達の国で」が一番好きなんですが、これを英語で読むと心の底から疲労困憊して厭世気分に満ちてしまいそうな気がするので止めておきました。
こんな風にあたかも英語を自在に扱っているような雰囲気を装いましたが、1冊読むのに数ヶ月かかる様なレベルですから。
それにしても秋は読書ですね。やはり。

2007年10月12日金曜日

ついに禁煙成功

とても久しぶりにブログを更新します。
まぁ誰も読んでないだろうからいいんですけど、ついにやりました。禁煙成功!
どのように成功したかといいますと、35歳あたりから年に2回以上は禁煙にトライしようとしてろくな成果もなく毎回失敗していたのですが、今回は医者に行ってニコチンパッチを処方してもらいました。一度使用したことがあるのだけれど、その時は使用方法が間違っていたらしく、日中だけ貼って寝る時には剥がしていたのですが、一日中24時間貼りっぱなしにしなくてはいけないということで、今回は
お医者さんのいうとおり一日中貼りっぱなしにして臨みました。そうすると、ニコチンの作用でやけにリアルで鮮明な夢を毎日見るように
なりました。中にはえっちでリアルな感じなやつも見ることが出来て最初の2週間なかなか充実したドリームライフを送ることができました。正直言うとその2週間の間に3本くらいパッチ貼りながら吸っちゃったりしましたが、ニコチンの摂り過ぎで気持ち悪くなったりして
徐々に喫煙イコールニコチン補充という自分に刷り込まれている中毒習慣からはなれて一日一日を過ごせるようになっていきました。
もう一度通院してさらに2週間分のパッチ(大)をもらいさらに5日ほど過ごしている内にパッチによる夢も見なくなり、かぶれて痒くなったり、皮膚から摂取しているニコチンが不快に思われてきて、一週間前に新しく貼り替えるのを忘れて出勤したのをきっかけにして
パッチを貼るのを思いきって止めてみました。そうするとやはりニコチンの威力は凄く2〜3日意識が飛ぶような感じの眠気に襲われたり、落ち着きのない感じがずっと続く感じのする、いつものひどい離脱症状が出たのですが、その解消に喫煙という行動に頭の中で無意識の状態で結びつかずに済み、ピークを越すことができました。禁煙セラピー等にはニコチンの禁断症状はないに等しいみたいなことが
書かれていますが、命に別状はないもののやっぱり強烈にキツいと僕は思います。乗り越えるのは簡単じゃないっす。
それからさらに今十日程経ちますが、快調です。呼吸が楽になり、眠りが深くてとてもいい感じです。ようやく、40前に喫煙を止めることが出来そうです。