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2008年5月17日土曜日

鉛の兵隊

昔 子供の頃絵本で母に読んでもらった忘られじ物語の一つ「鉛の兵隊」という話をふと思い出して、インターネットで調べたら、最近DVDまで出たんですね。しかもアンデルセンだったのか!知らなかったです。子供の頃、聴いた物語で頭に残るのは僕の場合こういった陰のある話が多いです。実際童話とか神話は何か理不尽な結末だったり間違った行いや生まれ持った罪に対する罰のようなものを受けて、不幸になってしまうような話が多いと思うのですが、おじが童話作家だったことと母が読み聴かせが得意ということもあって、こういった話に対する強い情緒の反応が子供の頃に多く持てたのは僕の人生においてラッキーだったと思います。
あと強く自分の中に残っている物語がアフリカの少年の話で彼が色々な場所に家を建てるのですが、いずれの家も同じ場所にいた野生動物に次々と横取りされて少年は追い出されてしまう。最後に少年はとても巨大な家を建てるのですがそこには沢山の動物が「ここは俺の家だ」
といって一斉に中に入って占拠してしまいます。すると少年はだまってその家から出て行き、そこに火を放つのです。
それからもう一つ、スィッチョンねこという話があって、お母さんが絶対食べちゃだめというのにキリギリスを食べてしまった子猫の
お腹の中で夜になるとキリギリスがスィッチョン スィッチョンと毎日泣く様になってしまったという話です。
これらの話は今でも良く思い出します。

2008年5月12日月曜日

マラソン大会に向け

さて、次の日曜日は15キロのショートマラソン大会に出る予定なので、今日はジムで1時間で10キロあまりを走りました。
この冬の練習のおかげで、大分距離が走れる様になってきましたが、今回一緒に出る約束をしていた会社の同僚に次々と裏切られ、
一人で出ることになりました。どうせマラソンは一人で走るものだからいいんですが、走った後の飯は本当に体にしみ込んで行く感じ
があってすごく美味しいし、快感なのでそれを誰とも共有出来ずに一人で食すのはやっぱりちょっと寂しいですね。
まぁ一人でもたまらない快感なのでがんばろっと。
ところで、本日村上龍氏がメールマガジンで「どこかの怪しい銀行に400億使うのなら、パンダの1億の方が有意義だ」
といったようなことを書いていたのを読んで、深くうなずいて、とても心強い気持ちになりました。
といってもその話題は世間でまともに議論される間もないまま早々と霧の様に消えていってしまいましたが。
最近こう言う感じ雰囲気が多い様に思います。思考の深みがあまり感じられない意見が世の中にぽっと出て、「おいおいそんなわけないだろ」と自分なりに反論を彼女や知人に主張して、次の日にはその話はすっとたち消えている。特に世の中の流れが早くなったとか、ネット
時代だからといったことではなく、もともと昔からそういった意見の行き来がこの国にはなかったかも知れないですけど、もう少し、そういった発言にはそれなりのまっとうなレスポンスがあったように思うのですが・・・。
なんかいまいち君が悪いと感じる今日この頃です。