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2008年5月17日土曜日

鉛の兵隊

昔 子供の頃絵本で母に読んでもらった忘られじ物語の一つ「鉛の兵隊」という話をふと思い出して、インターネットで調べたら、最近DVDまで出たんですね。しかもアンデルセンだったのか!知らなかったです。子供の頃、聴いた物語で頭に残るのは僕の場合こういった陰のある話が多いです。実際童話とか神話は何か理不尽な結末だったり間違った行いや生まれ持った罪に対する罰のようなものを受けて、不幸になってしまうような話が多いと思うのですが、おじが童話作家だったことと母が読み聴かせが得意ということもあって、こういった話に対する強い情緒の反応が子供の頃に多く持てたのは僕の人生においてラッキーだったと思います。
あと強く自分の中に残っている物語がアフリカの少年の話で彼が色々な場所に家を建てるのですが、いずれの家も同じ場所にいた野生動物に次々と横取りされて少年は追い出されてしまう。最後に少年はとても巨大な家を建てるのですがそこには沢山の動物が「ここは俺の家だ」
といって一斉に中に入って占拠してしまいます。すると少年はだまってその家から出て行き、そこに火を放つのです。
それからもう一つ、スィッチョンねこという話があって、お母さんが絶対食べちゃだめというのにキリギリスを食べてしまった子猫の
お腹の中で夜になるとキリギリスがスィッチョン スィッチョンと毎日泣く様になってしまったという話です。
これらの話は今でも良く思い出します。

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