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2007年10月30日火曜日

不幸の順番

唐突ですが、昔僕はじゃりん子チエの愛読者でして、今でも鮮明に覚えているのがチエのおばあはんの「まずは食べなはれ、不幸は必ず次の順番で来ますのや、ひもじい、寒い、もう死にたい」と言う格言です。僕がまだ20代で人生絶体絶命のピンチだった時にとても役にたったことをふと思い出したので今日はこの話題です。僕はその時、家族に向かって「ひもじい、寒い、もう死にたいの順番で不幸がやってくるからまずは食べよう!」といって吐きそうになるのを必死で堪えながらトーストにがっついたことをよく覚えています。お袋なんておえー、おえーって言いながらたべてたなぁ。多分あの時何も食べないでひもじくなったら、思考能力が低下して体温も下がり、もう死にたい!となっていたかもしれません。あの時あの格言通りに食べ物を口に入れたからこそ、少し余裕が出来て考えることができ、なんとかピンチを切り抜けられたのだと実感しています。
それにしてもはるき悦巳さんは本当に人生の洞察力が深くて、ひもじい、寒い、もう死にたいなんてさらっと言ってのける所が本当にすごい。多分、医師等の専門家は「これは科学的に根拠があります」とか言いそうですね。僕はこれからも何かヤバいことになったらまずはとにかく食べることを第一優先にして生きていくと思います。はるき悦巳さんには本当に今でも感謝しています。

2007年10月29日月曜日

オーラなき時代

オーラ亡き時代というのは2000年頃から僕が感じ始めたことです。オーラの泉が始まるずっと前に僕はそう感じてしまっていたことになります。泉はすでにもう枯れてると思いますねやはり。
というのは今の時代、秘密めいた雰囲気を醸し出したり、常人とは一線を画した雰囲気を出すのは不可能に近いと思うのです。デビューしたとたん情報に取り巻かれて裸にされてしまう。表の顔だけで陰の部分を見せないで長い間引っ張ることが出来なくなったのだと思います。よって、無難に腰の低い普通の人ぶりを装わないと世の中で上手く生きていけない。自分のオーラにしている部分はすぐに謎がとけて、なんだ案外普通なのね。ということになってオーラの売りの部分が一瞬にして命取りになるからそれを出さないでオーラなしでいないと身が危ない。
逆に沢尻エリカみたいに無理にオーラ出そうとすると、あんな感じで「オーラ出てすいませんでした。」みたいに世の中にあやまらないといけなくなる。政治家だってそうですよね。安倍さんは論外として、あの小沢さんだって必死にオーラ出てすいません今消してマッス。
みたいな感じがするし。これからオーラ出してしまったら「オーラ出してごめん」とか出してる人をみたら「オーラ出てますよ!」とか言って注意していきたいと思います。

2007年10月28日日曜日

マラソンと村上春樹

ここの所、村上春樹の新しい本に刺激を受けてジムで週に二回5キロランニングマシンで走るようになった。30代前半から断続的に室内を走っては来たけれど、今回はマラソン(といっても10キロだけど)に出て外をちゃんとリアルに走ってみようと思っています。会社の同僚にも走りたがってる人がいて、一緒に走る予定なのだけれど、仲間も出来て、久しぶりに目標を持って練習できる日々に新鮮な感覚を覚えています。
村上春樹の文章を読んだ後ミズノのランニングシューズも買ったりしてちょっとその気。(もしかしたらミズノのシューズ僕と同じような人がたくさんいて売上増えてるかもしれませんね。)
最近趣味らしき趣味を持っていなかったので、打ち込めそうな気がしています。TOEICとランニングは目標をもって取り組めるから
僕にとってはいい生活のペースメーカーになってくれそうです。人間って点数とかタイムとか具体的なゴールがあるとそこをとりあえず
目指すことが出来るので自分の中の時計が前にコチッコチッと進んでいくような感じがします。
その感覚が今気持ちいいです。