今週は休みが多かったこともあり、村上春樹のダンスダンスダンスを一気に読んでしまいました。20歳の時に一度読んで以来だったので、
この間書いた通り、ストーリーを全く覚えていなかったので、とても面白かったです。ストーリー以外のイメージは覚えていて、
スバルレオーネとかそうそうこんな感じだったとおもいながら読みましたが、潜在的に色々なフレーズに自分が強く影響を今も受けていることにおどろかされました。それから、「ロンググットバイ」を読んだ後に読むとストーリーの展開や
登場人物のことなど全体がより一層奥行きが出て、面白みが増した様に思います。五反田君の話とか、全く覚えていませんでしたがテリーレノックスですよね、ロンググットバイでいえば。
20歳の頃はやはり2浪するだけあって、脳が未発達だったのと、30代のバブルを謳歌し、同世代の女性を楽々持っていってしまう30代の男性に敵意と嫉妬と憧れみたいな複雑な感情があった様に思います。でも今読むと、全部経費で落ちて借金は減らないとか、仕事は選り好みしなければ生活していける位はすぐ見つかる。という雰囲気を作者がとても冷めた目で見ているのがわかります。誰もバブルを謳歌した人などいなかったのかもしれないですね。今から見るとこの時代は既に一昔前のモノクロになりつつあります。それでもこの小説はとても面白く、20年たっても古くならずに十分読み応えのあるモノだと思います。むしろ今の方が読む価値が高いような気がします。2回目を溜めてから読んで良かった。
2009年4月25日土曜日
2009年4月21日火曜日
再び新宿で
今日は休みで、ちょっと用があり新宿に行き、用事の後でジュンク堂に立寄り、
色々と本を物色していたら村上春樹の「ダンスダンスダンス」
の文庫本を突然読みたくなり買ってしまいました。「ダンスダンスダンス」が出たのは1988年 その頃の僕は2浪目の予備校生で、代々木界隈や井の頭公園をほっつき歩き「このまま一生予備校生かも?」と先の見えない生活を悶々と過ごしていた様な記憶があります。もちろん「ダンスダンスダンス」も読みましたし、その前にあのビッグヒット「ノルウエイの森」を世間のみんなが読んでいました。
僕は「ノルウエイの森」が出たときは本気でやられた!と思っていました。ビートルズマジックを上手く使われた〜!!と。もともとビートルズは団塊の世代のじいさんたちのモノですし、僕らは80年代にファンになった特殊な世代だから何にも言えませんけど。本気でそんな風に思っていました。
それとは別にノルウエイの森は今迄の日本にはない新しくて切ない「100%恋愛小説」でしたから僕もその頃2回以上は読んだ様に思います。まだ読書がそれ程好きではなかったころなので2回以上読むというのは結構スゴいことです。その後出たのが「ダンスダンスダンス」
でした。その頃読んだ切り、一度も読んでいないのですが、ピナコラーダといるかホテルとダンキンドーナツしか記憶になかったので、もう一回どうしても読みたくなりました。1988年の頃の村上春樹の位置づけは赤川次郎とかそういった感じの流行作家で予備校の現代国語の先生なんかは「ダンスダンスダンスなんてだめですねー頭の中がダンスダンスダンスなんじゃないでしょうかね」と言っていました。
それにノルウェイの森のインパクトがあまりにもスゴかった為に「国境の南太陽の西」や「ダンスダンスダンス」はあまり正当な評価がされなかったように思います。僕も一応はやっているから押さえておいた方が女の子と話ができるかな程度な感じでしたので。
でも後で読むと「国境の南太陽の西」は「ねじまき鳥クロニクル」の次くらいに好きだし、
「ダンスダンスダンス」もそろそろ読み返してみていい時期なのではないかと思って買ってしまいました。
ビートルズも「サージェントペパーズ」よりもホワイトアルバムやリボルバーの方が良いと思うし、ちょっと強引ですけど。
その後ベルクで「エッセンベルク」を食べてパンとレバーパテの美味しさを味わって」帰ってきて50ページ程読んだのですかやっぱりグイグイとストーリーに引っ張られていきます。ダンキンドーナツはまだ出てきていませんがしばらく昔のことを思い出しながら楽しめそうです。
色々と本を物色していたら村上春樹の「ダンスダンスダンス」
の文庫本を突然読みたくなり買ってしまいました。「ダンスダンスダンス」が出たのは1988年 その頃の僕は2浪目の予備校生で、代々木界隈や井の頭公園をほっつき歩き「このまま一生予備校生かも?」と先の見えない生活を悶々と過ごしていた様な記憶があります。もちろん「ダンスダンスダンス」も読みましたし、その前にあのビッグヒット「ノルウエイの森」を世間のみんなが読んでいました。
僕は「ノルウエイの森」が出たときは本気でやられた!と思っていました。ビートルズマジックを上手く使われた〜!!と。もともとビートルズは団塊の世代のじいさんたちのモノですし、僕らは80年代にファンになった特殊な世代だから何にも言えませんけど。本気でそんな風に思っていました。
それとは別にノルウエイの森は今迄の日本にはない新しくて切ない「100%恋愛小説」でしたから僕もその頃2回以上は読んだ様に思います。まだ読書がそれ程好きではなかったころなので2回以上読むというのは結構スゴいことです。その後出たのが「ダンスダンスダンス」
でした。その頃読んだ切り、一度も読んでいないのですが、ピナコラーダといるかホテルとダンキンドーナツしか記憶になかったので、もう一回どうしても読みたくなりました。1988年の頃の村上春樹の位置づけは赤川次郎とかそういった感じの流行作家で予備校の現代国語の先生なんかは「ダンスダンスダンスなんてだめですねー頭の中がダンスダンスダンスなんじゃないでしょうかね」と言っていました。
それにノルウェイの森のインパクトがあまりにもスゴかった為に「国境の南太陽の西」や「ダンスダンスダンス」はあまり正当な評価がされなかったように思います。僕も一応はやっているから押さえておいた方が女の子と話ができるかな程度な感じでしたので。
でも後で読むと「国境の南太陽の西」は「ねじまき鳥クロニクル」の次くらいに好きだし、
「ダンスダンスダンス」もそろそろ読み返してみていい時期なのではないかと思って買ってしまいました。
ビートルズも「サージェントペパーズ」よりもホワイトアルバムやリボルバーの方が良いと思うし、ちょっと強引ですけど。
その後ベルクで「エッセンベルク」を食べてパンとレバーパテの美味しさを味わって」帰ってきて50ページ程読んだのですかやっぱりグイグイとストーリーに引っ張られていきます。ダンキンドーナツはまだ出てきていませんがしばらく昔のことを思い出しながら楽しめそうです。
2009年4月19日日曜日
新宿ベルクにて
今日久しぶりに新宿に行ってビックカメラに寄って、紀伊国屋で立ち読みしてベルクにいきました。
ベルクドッグとホットコーヒーを久しぶりに食べたのですがソーセージから肉汁が飛び出し、隣で食べていた人にかかってしまいました。
ベルク新聞に夢中だったので焦りましたが、すぐに謝って許してもらいました。肉汁が飛び出るというのはドトールのホットドックではまず
考えられませんよね。やっぱり美味しい。ちょっと高いとはいえ、やっぱりきちんとこだわって出すべき物を出している物は五感でわかります。しかしルミネがベルクに年間1千万の家賃の値上げを要求しているということでしたが、あまりにも理不尽で部外者の私も怒りを感じてしまいました。僕が新宿に新入社員として勤め出したのが93年。その少し先輩のベルクは仕事帰りに、飲めない僕はコーヒー、呑める人達はビールという感じでちょっと一杯色々と会話をして通った場所です。あの頃から味が落ちた訳ではないし、客数も落ちてる訳じゃないのに
どうして追い出す必要があるのか僕にはわかりません。売上も前年をクリアーしているし、その分のコミッションも家賃に上乗せして払っているということですから、もっとポテンシャルがあるはずですよね。僕がルミネだったら改装などの投資支援の話はしても立ち退きは困ると考えますが。この売上が厳しい時代に、家賃収入下がったら困りますからね。それが普通の考え方だと思いますけど。
ブルートレインみたいに、みんな最後に「ありがとー」とかホームで叫んで、惜しまれつつ引退したけど実はニーズがなかったということではなく、確実な需要増のあるお店なのですから。しかも厳しい競争の中で勝ち残っているお店に塩を撒く様なまねは同業者を束ねているオーナーならば絶対にするべきではないと思います。まだまだ、あの場所に堂々と居座って欲しいです。
ベルクドッグとホットコーヒーを久しぶりに食べたのですがソーセージから肉汁が飛び出し、隣で食べていた人にかかってしまいました。
ベルク新聞に夢中だったので焦りましたが、すぐに謝って許してもらいました。肉汁が飛び出るというのはドトールのホットドックではまず
考えられませんよね。やっぱり美味しい。ちょっと高いとはいえ、やっぱりきちんとこだわって出すべき物を出している物は五感でわかります。しかしルミネがベルクに年間1千万の家賃の値上げを要求しているということでしたが、あまりにも理不尽で部外者の私も怒りを感じてしまいました。僕が新宿に新入社員として勤め出したのが93年。その少し先輩のベルクは仕事帰りに、飲めない僕はコーヒー、呑める人達はビールという感じでちょっと一杯色々と会話をして通った場所です。あの頃から味が落ちた訳ではないし、客数も落ちてる訳じゃないのに
どうして追い出す必要があるのか僕にはわかりません。売上も前年をクリアーしているし、その分のコミッションも家賃に上乗せして払っているということですから、もっとポテンシャルがあるはずですよね。僕がルミネだったら改装などの投資支援の話はしても立ち退きは困ると考えますが。この売上が厳しい時代に、家賃収入下がったら困りますからね。それが普通の考え方だと思いますけど。
ブルートレインみたいに、みんな最後に「ありがとー」とかホームで叫んで、惜しまれつつ引退したけど実はニーズがなかったということではなく、確実な需要増のあるお店なのですから。しかも厳しい競争の中で勝ち残っているお店に塩を撒く様なまねは同業者を束ねているオーナーならば絶対にするべきではないと思います。まだまだ、あの場所に堂々と居座って欲しいです。
2009年4月18日土曜日
最近読んだ本
最近読んだ本は白石一文氏の「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」です。ここの所、車通勤になったので読書のペースは少し
落ちましたが、前々から気になっていたので、先週ついに買って一気に読んでしまいました。白石一文氏の小説は「僕の中の壊れていない部分」とか「一瞬の光」など何冊か読んで、しばらく食傷気味でもういいかなと思っていたんですが、やっぱり一気に読んでしまった。
彼の小説のテーマは一貫していると思うのですが、それは共感できるし、途中迄のストーリーの運びも一気に読ませてくれるのですが、いつも最後の方が90年代のテレビドラマの最終回っぽく感じてしまいます。なんでなんだろ。読者の期待を裏切ろうとして、それが逆にテレビドラマっぽく纏まってしまうのか、まじめに、しかけたプロットを一つ一つ、辻褄を合わせてどうだ!というナルシズムがそこにあるのか。単純にそういったルーツが彼の物語の中にあるのか。本人はどんな人なのか興味をそそられますね。
それから霊感に導かれるようなオーラの泉的な話がいつも頻繁に出てきて、強く否定されるのだけど、それに抗えないというか運命に翻弄されているという事実をもっと深い宗教観からアプローチして人生に意味なんかないけど今という一瞬一瞬の為だけに生きる様にすれば自由になれるみたいな感じのことがテーマなんだと思います。
僕も強く共感するのだけど、(まそういう生き方は中々無理ですね。)そういった高みのあるテーマに安っぽい感じサービス満点のストーリーのミックスが狙っているのか、それとも持ち味なのかどっちなんだろって思いますね、つくづく。まぁどっちでもいいですけど。中々面白かったと思いますが2度読もうとは思わないので、
ブックオフ行きですね。
落ちましたが、前々から気になっていたので、先週ついに買って一気に読んでしまいました。白石一文氏の小説は「僕の中の壊れていない部分」とか「一瞬の光」など何冊か読んで、しばらく食傷気味でもういいかなと思っていたんですが、やっぱり一気に読んでしまった。
彼の小説のテーマは一貫していると思うのですが、それは共感できるし、途中迄のストーリーの運びも一気に読ませてくれるのですが、いつも最後の方が90年代のテレビドラマの最終回っぽく感じてしまいます。なんでなんだろ。読者の期待を裏切ろうとして、それが逆にテレビドラマっぽく纏まってしまうのか、まじめに、しかけたプロットを一つ一つ、辻褄を合わせてどうだ!というナルシズムがそこにあるのか。単純にそういったルーツが彼の物語の中にあるのか。本人はどんな人なのか興味をそそられますね。
それから霊感に導かれるようなオーラの泉的な話がいつも頻繁に出てきて、強く否定されるのだけど、それに抗えないというか運命に翻弄されているという事実をもっと深い宗教観からアプローチして人生に意味なんかないけど今という一瞬一瞬の為だけに生きる様にすれば自由になれるみたいな感じのことがテーマなんだと思います。
僕も強く共感するのだけど、(まそういう生き方は中々無理ですね。)そういった高みのあるテーマに安っぽい感じサービス満点のストーリーのミックスが狙っているのか、それとも持ち味なのかどっちなんだろって思いますね、つくづく。まぁどっちでもいいですけど。中々面白かったと思いますが2度読もうとは思わないので、
ブックオフ行きですね。
2009年4月16日木曜日
Fiat 500 ファンタスッティック

3月末に我が家にやってきたフィアット500 ジャイブブルー 通勤時間も50分短縮され、10年振りの運転もなんとか勘を取り戻し
楽しく乗っております。なんといってもこの見た目と色。最高です。ゆるキャラテイストなのでスピード出さずに安全運転できるし、中々同じ車に遭遇しないし、この色は廃盤で、日本では特に人気がなかった色らしいので、そういった自己満足希少価値度は120点です。
デュアロジックとか、そういうのは、色々調べてみましたが結局素人レベルでは慣れれば関係なしで全然OK! いい感じです。たまにノッキングしてびびりますけど。1.2popと1.4の違いとかわかりませんが、この車はやっぱり色々ゴテゴテ付けずに素で乗った方が、気持ちがいいですね。まぁ下手の横好きで見た目の感じの良さだけで買ってしまった僕には後悔はなにもありません。
内装もプラスチックの何となく安っぽい感じとか色みの絶妙さとか、実用性と遊び心のバランスが自然体でなんか心地よくて、乗らない日
もつい駐車場に様子見に行ってしまいます。久々に物を所有している満足感に浸っています。
2009年3月23日月曜日
また韓国
やれやれまた韓国か。僕は厚く下がったグレイの雲を見ながらソウルの街に降り立った。と村上春樹調になってしまうようなWBC。
なんだかなぁ。サッカーと比べると野球の国際大会ってバラエティーさがないというかローカルというか。それともこの大会のシステムの
何かがおかしいのか。キューバ2回に韓国5回か。次の大会はこのままで盛り上がるのか心配ですね。オランダ戦観たかったです。
日本と韓国はライバルだってわかってはいますけど、こんなに何回も戦うと阪神巨人戦みたいで食傷気味になってしまいます。
しかしそんなこと言っている間に今年ももう3月下旬ですね。世界的な雰囲気はみんな動きを止めて様子見といったところでしょうが、
今日も時間は一定のスピードで過ぎていきます。
なんだかなぁ。サッカーと比べると野球の国際大会ってバラエティーさがないというかローカルというか。それともこの大会のシステムの
何かがおかしいのか。キューバ2回に韓国5回か。次の大会はこのままで盛り上がるのか心配ですね。オランダ戦観たかったです。
日本と韓国はライバルだってわかってはいますけど、こんなに何回も戦うと阪神巨人戦みたいで食傷気味になってしまいます。
しかしそんなこと言っている間に今年ももう3月下旬ですね。世界的な雰囲気はみんな動きを止めて様子見といったところでしょうが、
今日も時間は一定のスピードで過ぎていきます。
2009年3月19日木曜日
最近読んだ本など2
いやーしかしWBCは韓国とキューバとばっかり試合してますけど、もっといろんな国と戦って欲しいですね。たとえばオランダやプエルトリコやメキシコと日本戦が見たかったですね。なんだかもう飽きてきてしまいました。やり方をもう少し考えた方が良い様に思いませんか?
ここ最近読んだ本はレイモンドチャンドラーのロンググットバイ 村上春樹訳をよみました。僕は20代後半から読書に目覚めたのでまだ読んでいない名作がたくさんあるという所ですね、人生長いですから。この本を読んで連想されたのは村上春樹の一連の小説、例えば羊を巡る冒険とか、ダンスダンスダンスとか良く覚えていないですが、あの辺りの何処かしらの文章です。村上春樹自身が翻訳しているので、そういったこともあると思うのですが、グレートギャッツビーよりもロンググットバイの方が文章表現の方法が村上春樹と近い様に感じました。
レイモンドチャンドラーの作品は始めて読みましたが、確かにこの作品はグレートギャッツビーの影響が強く現れているのを感じました。
一章一章の間にコマーシャルが入れられる様な感じのアメリカっぽい(古き良き)雰囲気で、内容もミステリーとして一気に読み切らせてしまう力があると思いました。とても楽しい読書でした。
ところで、レイモンドチャンドラーといえば、僕の記憶に残っているのは中学校の卒業文集の望月君の最後の言葉です。
そこには 「強くなければ男ではない。また優しくなければ生きていく資格がない。」とかいてありました。
彼とは2、3言しか口を聞いたことはありませんが、どちらかといえばもやしの活発ではなくすごく内向的な体質のある生徒だったと思います。その彼から出たあまりに似つかわしくない言葉だったのでそのギャップが鮮明に記憶に残っています。望月君とは多分もう2度と会うことはないでしょうが、そのフレーズが今でもすらすら出てくるということはやはり、レイモンドチャンドラーのスゴい所なのだと思います。
ここ最近読んだ本はレイモンドチャンドラーのロンググットバイ 村上春樹訳をよみました。僕は20代後半から読書に目覚めたのでまだ読んでいない名作がたくさんあるという所ですね、人生長いですから。この本を読んで連想されたのは村上春樹の一連の小説、例えば羊を巡る冒険とか、ダンスダンスダンスとか良く覚えていないですが、あの辺りの何処かしらの文章です。村上春樹自身が翻訳しているので、そういったこともあると思うのですが、グレートギャッツビーよりもロンググットバイの方が文章表現の方法が村上春樹と近い様に感じました。
レイモンドチャンドラーの作品は始めて読みましたが、確かにこの作品はグレートギャッツビーの影響が強く現れているのを感じました。
一章一章の間にコマーシャルが入れられる様な感じのアメリカっぽい(古き良き)雰囲気で、内容もミステリーとして一気に読み切らせてしまう力があると思いました。とても楽しい読書でした。
ところで、レイモンドチャンドラーといえば、僕の記憶に残っているのは中学校の卒業文集の望月君の最後の言葉です。
そこには 「強くなければ男ではない。また優しくなければ生きていく資格がない。」とかいてありました。
彼とは2、3言しか口を聞いたことはありませんが、どちらかといえばもやしの活発ではなくすごく内向的な体質のある生徒だったと思います。その彼から出たあまりに似つかわしくない言葉だったのでそのギャップが鮮明に記憶に残っています。望月君とは多分もう2度と会うことはないでしょうが、そのフレーズが今でもすらすら出てくるということはやはり、レイモンドチャンドラーのスゴい所なのだと思います。
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